ロンドン『英国王室御用達』案内 の商品レビュー
日本人がロンドンでの買い物に何を求めているのか、確信を持って編集されている素晴らしい本。 Indiana Jonesの帽子が245ポンドもすると書かれていたらさすがに買いに行かないのだが、ピンキリで紹介されているので目星がつけやすい。 ロンドンへ行くときは必ず持参して悩もう。 ...
日本人がロンドンでの買い物に何を求めているのか、確信を持って編集されている素晴らしい本。 Indiana Jonesの帽子が245ポンドもすると書かれていたらさすがに買いに行かないのだが、ピンキリで紹介されているので目星がつけやすい。 ロンドンへ行くときは必ず持参して悩もう。 本書を書かれた南崎智子さん。貴女の他の書籍が見当たりません。 ここまで素晴らしい本を作れるのなら、その知見でまた同種の物を書いていただけませんか?
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まさにロンドンから帰った週末に!本屋で見つけて即!買いでした。 あー、これ、あの店にあったあった。このお店、確かに行ったー!と、本屋でワナワナふるえたよ。 英国王室御用達の品々を紹介した本なのだけど、スーパーマーケットで買えるようなちっちゃい品が、またすてき。 えーん、あのスーパーなら行ったのに!あの店、あそこで見た看板! 正直言って、この本抱えて、ロンドンにすぐさま戻りたい。 次行くときは、ぜったいに、ぜーんぶ買い占めてきてやるわ。 と、考えるくらいすてきな写真で、買いやすい品が揃ってる。 お店のようすもわかりやすいし、これならこの店行けちゃうわ。 読み物としても、秀逸。わたしのロンドンバイブルになるよ。
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王室御用達であることを認定する証明書が「Royal Warrant(ロイヤルワラント)」だ。この認定証を持つ、個人や企業が「Royal Warrant Holder」と呼ばれ、現在その数約850あるそうだ。商品点数に至っては1000を超えるという。モノからサービスまで、その分野...
王室御用達であることを認定する証明書が「Royal Warrant(ロイヤルワラント)」だ。この認定証を持つ、個人や企業が「Royal Warrant Holder」と呼ばれ、現在その数約850あるそうだ。商品点数に至っては1000を超えるという。モノからサービスまで、その分野は多岐にわたる。ロイヤルワラントには3種類ある。 1.エリザベス女王 2.エジンバラ公(エリザベス女王のご主人) 3.チャールズ皇太子この3人から、それぞれ与えられる。認定を受けるには、この王室メンバーが最低でも5年間その商品を使い、クオリティーを認められる必要があるということだ。3つとも持っている最高のホルダーもあるそうだ。ところが、イギリス人に、ロイヤルワラントの話をもちかけても、「何それ?」と疑問で返されるのがオチらしい。あまりに日常生活に溶け込みきってしまっているので、かえって知らないそうだ。英国王室が国民に親しまれているからこそのことだろうと、善意に解釈した。本書は、由緒正しい老舗の商品から、気軽に買えるスーパーやドラッグストアの商品まで、ロイヤルワラントを探すロンドン散歩をサポートするガイドブックだ。不景気だし、小売業も売上が下がる一方だし、ここはひとつ日本も「宮内庁御用達」を見直したらどうか、なんて思ってしまった。厳密な規定の下、カッコいい紋章も新たに作って。でも、無理かな。売上アップには?がらないな。皇室の御紋がついた商品、ちょっといいと思ったんだけど。本書の中のロンドンに戻って、英国王室御用達商品を眺めると、やっぱりどれも魅力的。伝統と格式、質実剛健さを感じるものが多い。たとえば、「フォートナム&メイソン」、紅茶以外にも素敵な商品がたくさんある。ピクニック用バスケットは、本格的なものだ。香水の「フロリス」には、007ジェームズ・ボンド愛用のオードトワレがある。どんな香りなんだろう。スパイが香りを纏っていいのかい、とツッコミつつ想像した。その他、紳士服、靴、傘、鞄などなど、どれもこれももし手にしたなら、背筋が自然にピンと伸びそうな威厳ある佇まいを持っている。素晴らしい。一方、スーパーで買える御用達商品は楽しい。チョコレートやビスケット、ジャムや調味料、牛乳やマヨネーズだってある。日常使うものばかりだから、買いたくなる。ドラッグストア「Boots」っていうのも面白そう。特にコスメやスキンケア商品が良さげ。Pearsの石けんの透き通り具合がきれい。皇太子御用達の歯磨き粉「Macleans」は、デザインがクール。どちらも洗面所に置いてみたい。
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スマイソンやドラッグストアのBootsまで、英国王室御用達のお店を紹介した本。商品もさることながら、店内の様子や街角の風景まで、こんな素敵なものばかり目に飛び込んで来たらもう、 今すぐヒースロー行きに乗りたいっ!
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ロンドンにいったら、こういう視点で見て回るのも面白いでしょうね。 英国紳士、淑女の生活を垣間見ることができそうです。 第2弾、第3弾と、もっとマニアックなジャンルの王室御用達も あったら読みたいなと思います。
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