ガンジス河で平泳ぎ の商品レビュー
初めてお名前を聞く漫画家の方、絵がウゴウゴしていて、ガロ?ヘタウマ?的な面白さ。こういう画風が好きではない方や、インド旅してない方にはわかりにくいところもあるかもと思うし、三本さん自身もそんなにインドを知らない、格安航空券買うところそもそも飛行機乗るところからおぼつかない感じだし...
初めてお名前を聞く漫画家の方、絵がウゴウゴしていて、ガロ?ヘタウマ?的な面白さ。こういう画風が好きではない方や、インド旅してない方にはわかりにくいところもあるかもと思うし、三本さん自身もそんなにインドを知らない、格安航空券買うところそもそも飛行機乗るところからおぼつかない感じだし、ターバン巻いてる人が少ないのはインド固有の文化が薄れてきてる?みたいな誤解もあるのですが逆にその辺りの、知ってる感知ったかぶり感が無いところが、逆に妙味となっている。旅前のアドバイザーはそれなりのインド通?のようで、訪れた街は素晴らしい。というか自分も全て出かけた街ばかりで、バラナシではガンジス川攻めきれなかった歯痒さと知ってる宿はないか??などごちゃごちゃかきこまれたページを眺め尽くし、表紙の写真(マンガ本とは思わないよう!)の不思議の謎が解け、タージマハルは私も中まで入らんかっだなと思い、プリー、サンタナロッジの三兄弟ただただ懐かしく、結果、ありがとうありがとう!!という気持ちの一冊でした。想像力たくましい方とかインド旅経験者はたのしめる一冊だと思います。謙虚な旅人の、素晴らしいインド旅絵画漫画記録です。
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こういう絵に味があるといえばそうなのかもしれないのだけれど正直、ごちゃごちゃ描かれすぎていて読みにくい。 最後までインド人=ターバンと思っているようですが、ターバンをしているのはシーク教徒です。
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たかのてるこさんの「ガンジス河でバタフライ」はおもしろかったという印象は残っているけど、もうほとんど覚えていない。 この本はもちろん、それを意識してつけたタイトルだ。漫画家の方が2週間インド(デリー、バラナシ、コルカタ、プリー)を旅された記録。特にインドに思い入れがあるわけでもな...
たかのてるこさんの「ガンジス河でバタフライ」はおもしろかったという印象は残っているけど、もうほとんど覚えていない。 この本はもちろん、それを意識してつけたタイトルだ。漫画家の方が2週間インド(デリー、バラナシ、コルカタ、プリー)を旅された記録。特にインドに思い入れがあるわけでもない、ごく普通の人がインドに行ったらどんなふうに感じるか、という話。 ごく普通の人、といっても漫画家の方なので、絵が描けるというのは強みだなぁ。コミュニケーションの手段として絵が使えるもの。出会った人の似顔絵を描いたり、話を聞いて確認したいことを絵に描いたり、羨ましい。 2008年に旅行されたとのことだけれど、インドはかなり混沌としたところなんだろうな、という印象を持った。ただ、町によってずいぶん雰囲気は違うようだ。 野菜しか入っていないのに美味しいカレー…食べてみたい。 時間があったら、インドで映画館に行くのも面白いかも。 結構細かい描写があるんだけど、老眼には読みにくくてその点は残念だった(^^;)。
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「ガロ」と言う雑誌で長年書き続けてるベテラン漫画家。もし彼が少年ジャンプで同じキャリアを誇っていたら。今頃豪邸を建てているのだが、本著を読めばなんで豪邸が建たないか一目瞭然。 ただ、一目瞭然な絵的センスにもかかわらず、グイグイ読者をひきつけるその観察力は流石。1400円は正直高い...
「ガロ」と言う雑誌で長年書き続けてるベテラン漫画家。もし彼が少年ジャンプで同じキャリアを誇っていたら。今頃豪邸を建てているのだが、本著を読めばなんで豪邸が建たないか一目瞭然。 ただ、一目瞭然な絵的センスにもかかわらず、グイグイ読者をひきつけるその観察力は流石。1400円は正直高いなと思うけどブクオフで見つけたら1度手にとって見られてはいかがでしょう。
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