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ブラザー・サン シスター・ムーン の商品レビュー

3.1

200件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    93

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    8

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2024/07/15

む、考えなきゃわかんないかも・・・そういう物語。何を言いたいかはよくわかるんだけど、盛り上がりも謎解きとかもなんにもない。みなさんと同じで物足りなかったかな

Posted byブクログ

2023/08/16

高校の社会科の特別授業というのか? クラスも違う、(同じなのは○崎という名字だけ)3人が一緒になり、街の人から話を聞くという授業があったのですが、街から人が消えたのではないか?と言うぐらい人に会うことも無く終わり。 その3人のその後の話が3人の目線で書かれています。 テーマ...

高校の社会科の特別授業というのか? クラスも違う、(同じなのは○崎という名字だけ)3人が一緒になり、街の人から話を聞くという授業があったのですが、街から人が消えたのではないか?と言うぐらい人に会うことも無く終わり。 その3人のその後の話が3人の目線で書かれています。 テーマは、出会うために別れるなのかな?と思いました。

Posted byブクログ

2023/08/06

高校時代の社会科の課外授業でチームを組んで以来、大学時代もたまに会う仲の3人。それぞれの想いを1人一章で綴った作品。 なんの脈絡も関連性もなく、事件が起こるわけでもなく、ただ3人の共通の記憶を起点として描かれる。 特に綾音の章は感情移入して読みやすかった。 何をするでもない大学時...

高校時代の社会科の課外授業でチームを組んで以来、大学時代もたまに会う仲の3人。それぞれの想いを1人一章で綴った作品。 なんの脈絡も関連性もなく、事件が起こるわけでもなく、ただ3人の共通の記憶を起点として描かれる。 特に綾音の章は感情移入して読みやすかった。 何をするでもない大学時代、何を果たせたのか。私もよく見いだせていないから。 合唱したくらいかな。

Posted byブクログ

2023/06/14

高校と大学時代を共に過ごした三人の、それぞれの物語。もっと深く絡み合うのかと思ったらそうじゃない、あっさりとした関係。高校時代の三人のフィールドワークで経験した不思議な町と泳ぐ蛇のエピソード、恩田陸ワールドだなと感じた。私は好き。

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2022/08/21

全体的に柔らかい印象で読みやすいお話しでした。 どことなく寂しささ、やるせなさも感じました。 学生時代の体験って、たとえ思い出せなくなっていっても、心の片隅に強烈に残っているものだと思います。

Posted byブクログ

2022/04/20

高校当時に友達になった3人が、それぞれ同じ大学、別学科に進学し、卒業後にそれぞれの視点でぼんやりと大学時代も思い出しながら振り返る作品。作家、ベーシスト、映画監督の全く別ジャンルの道に進む。大学時代からさほど接点がなくなってしまった3人なので、なにか仲の良さなどが登場する訳でもな...

高校当時に友達になった3人が、それぞれ同じ大学、別学科に進学し、卒業後にそれぞれの視点でぼんやりと大学時代も思い出しながら振り返る作品。作家、ベーシスト、映画監督の全く別ジャンルの道に進む。大学時代からさほど接点がなくなってしまった3人なので、なにか仲の良さなどが登場する訳でもなく、共通点もあまりない。大学生の若さと新鮮さのある感情が、きちんと言葉になっていると読んでて嬉しくなっちゃいます。心の中でニヤッとする。全体的には印象に残る内容ではなく残念。

Posted byブクログ

2020/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後のセリフ 「私たちは、別れるために出会ったのね。」 印象的。 陽のあたる場所の最後のセリフらしい。 人と人が出会う交差地点、 その点のほんの隙間を描いたような 空気みたいな小説。 フワッとしてて 重くもなくて すこし切ない 不思議な魅力 ただタイトルと映画がリンクしてるのがイマイチ掴めなかった。

Posted byブクログ

2020/06/06

読み終わって、この本の感想を書こうと思って頭をひねる。 さらっと読めるのはいいけど、何も引っかかるところがなくて印象が薄い。そんな印象でいうとこんな感じかな。 カフェでランチをしながら、お客さんの話を盗み聞いている時のように、自分が完全な第三者で、その場を俯瞰して見ているような...

読み終わって、この本の感想を書こうと思って頭をひねる。 さらっと読めるのはいいけど、何も引っかかるところがなくて印象が薄い。そんな印象でいうとこんな感じかな。 カフェでランチをしながら、お客さんの話を盗み聞いている時のように、自分が完全な第三者で、その場を俯瞰して見ているような不思議な空気感がある。 そのエピソード達も空気中にフワフワと揺蕩っていて、つかもうとしても指の隙間からすり抜けてしまう。 それがあまりにもこの世界には自然すぎたので、感想という枠に当てはめると、何を書いたらいいのか分からなくなってしまった。 詩のような柔らかさが文章にあるので、その空気感を楽しむ小説なのかもしれない。 読書感想文を書いてとなると、いったいどこを抽出すればいいのだろう? 自分には難題かもしれない…

Posted byブクログ

2020/03/02

恩田陸さんの作品を読んでみたいという興味で。楡崎、戸崎、箱崎という3人の人間のそれぞれのストーリー。高校時代にある出来事で3人が共にするが、それぞれ別の人生を歩む。しかし、その時の出来事がなぜか3人とも忘れられない...どこか懐かしい感じ。淡々と語られており私には少々理解が難しい...

恩田陸さんの作品を読んでみたいという興味で。楡崎、戸崎、箱崎という3人の人間のそれぞれのストーリー。高校時代にある出来事で3人が共にするが、それぞれ別の人生を歩む。しかし、その時の出来事がなぜか3人とも忘れられない...どこか懐かしい感じ。淡々と語られており私には少々理解が難しいような作品でした。

Posted byブクログ

2019/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

楡崎綾音、箱崎一、戸崎衛は地方の高校で一緒だった。地方と言っても東京からに二時間ほどのところだ。三人は、同じ大学に進んだが、学部も違うし、それほど頻繁に出会うほどでもなかった。それぞれが、学生時代を回想する。文学サークルに入っていた綾音。シネマ研究会の鑑賞班にいた一。音楽サークルでベースを弾いていた衛。そして、あの時、高校時代に、三人で社会調査に出かけて、町で誰にも出会わず、空から蛇が降ってきた夏の日のことを。

Posted byブクログ