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幸せになっちゃ、おしまい の商品レビュー

3.4

13件のお客様レビュー

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2024/04/19

中々ファンキーでした楽しかった 頑張れって言葉嫌な時もあったけど今は好きかな純粋に応援されてるって思ってる

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2013/10/05

再読 914.6 フランスに三ヶ月の留学、遅咲きの小説家デビューをした著者。韓国で二篇が映画化されたいきさつなども

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2012/07/05

現状に甘んじると終わっちゃう・・みたいなことを「幸せになっちゃ、おしまい」と表現するのもよくわかる。気分がいい辛口のエッセイ。

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2011/06/23

2〜3回口きいたり挨拶したりするようになると「お友だち」とか言われちゃって、ええ?!アナタと友だちだったあ?!いつなったあ?!とひとり驚くことが多く、 みんな仲良く〜とか、お友だちがたくさんいて〜とか、どうしていいオトナがみんな嘘ばっかこくんだろう、と常々思ってきたので、 「友だ...

2〜3回口きいたり挨拶したりするようになると「お友だち」とか言われちゃって、ええ?!アナタと友だちだったあ?!いつなったあ?!とひとり驚くことが多く、 みんな仲良く〜とか、お友だちがたくさんいて〜とか、どうしていいオトナがみんな嘘ばっかこくんだろう、と常々思ってきたので、 「友だちはちょっとでいい」「ちょっとだからいい」なんて言われると安心する。ああ、マトモなこと言ってくれる人もいる、と、胸をなで下ろします、平さん。 平さん、アン・タイラーが好きだと聞いて納得。なるほどね。 (アン・タイラー、近頃めっきり、本界の表舞台に出てこないですね、好きだったのに) 意外と(作品の文体の割に、という意味です)年齢高くてなんか信頼、なんか安心。 もしかして勇気。 ああ、そういえば。 最近、意外なところでアン・タイラーの名前を目にしました。 それは! 沢木耕太郎「旅する力」です。(10p1行目登場。) さらにそういえば、そこに登場するアン・タイラー「夢見た旅」の単行本解説は片岡義男なのでしたなあ。

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2010/02/07

平安寿子のエッセイ。 はっきりとモノをいう人だ。 平安寿子はデビューから一貫して、「食べるために働いているのであり、ごく当たり前の責任感のために仕事をしている女性を描いている。」 らしい。 だからかー、共感度高いのはー、と、納得。 マシュー・ボーンの舞台が見たくなった。 でも...

平安寿子のエッセイ。 はっきりとモノをいう人だ。 平安寿子はデビューから一貫して、「食べるために働いているのであり、ごく当たり前の責任感のために仕事をしている女性を描いている。」 らしい。 だからかー、共感度高いのはー、と、納得。 マシュー・ボーンの舞台が見たくなった。 でも、バレエって高いんだろうなー・・・ 「気の合う人は、こんにちは。  そうじゃない人、  さようなら。」 いいね!

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2010/02/01

軽快でズバズバいう語り口が気持ちいい! 年をとるのも悪くない、どうせおばさんになるのだったらステキなおばさんになってやろう。 などなど読んでいて前向きな気持ちになれる本でした

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2010/01/23

たしかにわたしたちはおとぎ話の世界に生きているわけではない 王子さまと結ばれてめでたしめでたしじゃないんだよね それからは 毎日の生活がある うんざりする平凡さがある でもそれが私たちの人生なのだから それを飲みこんで 生きていかなくてはいけないのだね

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2009/10/22

タイラアスコのこの本が出たのは年明けにチェックしていたが、だいぶリクエストがついていたので、ほとんど忘れていて(図書館の予約リストには10冊しかキープできないので、待ちが1桁というより2~3人になるまでは予約しない習慣)、こないだ『さよならの扉』といっしょに、そろそろいけそうと予...

タイラアスコのこの本が出たのは年明けにチェックしていたが、だいぶリクエストがついていたので、ほとんど忘れていて(図書館の予約リストには10冊しかキープできないので、待ちが1桁というより2~3人になるまでは予約しない習慣)、こないだ『さよならの扉』といっしょに、そろそろいけそうと予約していた。 小説やったっけと勘違いしていたら、これは雑誌『Hanako』に連載されたエッセイであった。堂々たる「おばさん」タイラアスコの説教や昔ばなしや自作解説も入るというやつ。 なってみると、おばさんはいいよ。楽です。 (p.10) あなたが今、欲しくてたまらないものは、おばさんになったら手に入ります。それまで、待たなくちゃいけません。おばさんになるまで、なにかと大変ねえ。気の毒に。でも、大丈夫。誰でもあっという間に、おばさんになれるから。 (p.12) 幸せになっちゃ、おしまいよ。 ということを、若いあなたはわからない。おばさんの私は知っている。ていうか、そう思っている。(p.15) 人生とは、気の合う人と出合うための旅でもある。そして、気の合う人はそう多くない。多くないから、いいんですよ。… ちょっとでいいです。 気の合う人は、こんにちは。  (p.15) 私はこの一つめを読んで、うひひひひと笑ってしまった。しまいまでいくと「そうじゃない人、さよなら」なのだ。うひひひひ はーい、アスコおばさん、こんにちは! アスコおばさんがはまっているバレエ(踊るほう)の話がおもしろかった。ジョン・ノイマイヤーによる新解釈のバレエ、たとえば「玉の輿に乗らないシンデレラ」とか「王子さまのいない眠れる森の美女」とか。私はバレエを見たことがない。でもちょっと見てみたくなった。 アスコ節は絶好調。 どうです。面白いでしょう? 二十年、待ちなさい。 そういう押しつけがましさと説教くささもあるし、おばさんは若いあなたたちの気持ちがよーくわかるという雰囲気もむんむんするし、合わない人はさよならであろう。 しかし、おばさん・タイラアスコも昔は若かった。 そうだ。わたしも若い頃、おばさんには、わたしの気持ちはわからないと思っていた。そして、たまに意見されて「あなたもいつか、わかる日が来る」なんて言われようものなら、「ケッ、くそばばあが」と心の中で毒づいたものだった。(p.193) おばさんに「あなたにはわからないだろうけど、わたしはわかっているのよ」と上から目線で何か言われると、我慢ならなかった。 そうだ。そうだったよね。それが若いということだった。(p.194) 「三十代怖い病」まっただ中だった時のアスコは、アルバイトで貯めた金を三カ月のパリ滞在に注ぎ込みもした。それが「パリに行けば何かがみつかると思い込んでいたところが、アホである」と言えるおばさんになった。 その若き日のアスコinパリを書いた『セ・シ・ボン』や、「三十代怖い病」の主人公を書いた『センチメンタル・サバイバル』やら『風に顔をあげて』、あるいは更年期小説『あなたがパラダイス』などをずっと読んできているせいか、私には説教おばさんアスコはなかなか面白かった。 いや、私もおばちゃんになってるからか(介護保険も払ってるしな)。 いろいろと自作解説、作品を書くまでの話もあって、"心の弟"イ・ユンギが映画化したという『素晴らしい一日』や、私がタイラアスコにはまる入口になった『グッドラックららばい』など、小説をまた読みたいな~と思ったのであった。

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2011/07/19

平さんの今と、過去を振り返ったエッセイです。25歳の女に50歳の女はわからないけど、逆はオッケー。なぜかなら通ってきた道だから・・。うん、そうだよね、とここで強く頷きました。時代の持つ価値観というのはあるだろうけど、私自身、25歳だった時のことは恥ずかしさと共にありありと覚えてい...

平さんの今と、過去を振り返ったエッセイです。25歳の女に50歳の女はわからないけど、逆はオッケー。なぜかなら通ってきた道だから・・。うん、そうだよね、とここで強く頷きました。時代の持つ価値観というのはあるだろうけど、私自身、25歳だった時のことは恥ずかしさと共にありありと覚えています。反面、加齢とともに出てきた老眼とか更年期障害とか、は、若いころなんて冗談でしょ?私だけはならないんじゃないの、とさえ思っていたんだった・・。だって近くが見えない、なんてジョークとしか思えない。でも、いざ自分が老眼になってみると不自由ながらも、なるほどね、とちょっと面白かったり。平さんは、新人賞をとってからまだ10年ほど、と思っていたので若い方かと思っていたのですが、私より5歳も年上ということが判明し、(#^.^#) なぜか嬉しかったんですよね。「あなたがパラダイス」でいやにジュリーに詳しいと思ったら、まさにタイガース世代でらしたんですね!!(#^.^#)未婚の女性のすったもんだ、を得意とされている平らさんですけど、今後は「おばさん」を書くことに力を入れていく、とありました。なぜなら、おばさんは面白いから。確かに、右へ倣え、のしがらみがなくなってくる分、おばさんは楽に生きれるし、個人差もかなり出てきそう。正直、結婚も仕事もなんか中途半端で行き詰まるヒロインの話は少々痛すぎて、別の分野が読みたいなぁ、と思っていたので歓迎です! また面白いお話を読ませてくださいね。

Posted byブクログ

2009/10/04

『Hanako』連載エッセイ。タイトルからして、もう少し人生論的な内容かと思ってました。図書館予約数は22(09/05/31現在)です。

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