楊令伝(8) の商品レビュー
さあ、これからどうなっていくのだろうか。 戦はどんどん進み、 好きだったキャラクターはどんどんいなくなる。 新しいキャラクターに少しずつ思いを寄せていくのもつかの間。 何だかむなしい。 ちゃんと終わるのだろうか。
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激しさを増す両軍の全面対決。 双鞭・呼衍灼に引き続き、『水滸伝』以来の主要な武将たちが一人、また一人と斃れてゆく。 これまで一人も欠けなかった王進先生の門下生からも、ついに最初の戦死者が。 愛する女を失った花飛麟は鬼となり、更にその苦しみを乗り越えて父・花栄に比肩しうる武将に成長。 父に認められた穆凌も、名を呼衍凌と改め、新しい武器"七星鞭"を振るう。 そして北の大地の果てに向った武松と公孫勝の工作により、金軍が宋攻略を目指して南下。 元遼の名将・蕭珪材が出陣し、迎え撃つは李明率いる宋禁軍5万! ニン、トン♪
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ずっと戦っている。1巻全部戦いの場面のみ。さすがに、誰が梁山泊で誰が宋軍なのか分からないことが多々出てきた。でも、敵とか味方とか、そういう二元論は、消滅しているので、もうどっちが勝っててもいいかと。扈三娘に、むらむらしてしまうのはヤムナシ。北方先生のサービスだろうか。
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童貫軍と梁山泊の戦いが続く。正面からのぶつかり合いである。その過程で、正編「水滸伝」で活躍した連中が次々と討ち死にをしていく。いちいち感傷に浸っている暇もないくらいだ。その中では扈三娘と花飛麟のエピソードが切なく心に残る。 古株が去っていく一方、2世たちの活躍が目立つ。花飛...
童貫軍と梁山泊の戦いが続く。正面からのぶつかり合いである。その過程で、正編「水滸伝」で活躍した連中が次々と討ち死にをしていく。いちいち感傷に浸っている暇もないくらいだ。その中では扈三娘と花飛麟のエピソードが切なく心に残る。 古株が去っていく一方、2世たちの活躍が目立つ。花飛麟もそうだし、前巻で父親に初めて認められた呼延凌もそうだ。それにしても、中心となる将軍たちに、2世が目立ちすぎるのはちょっと気になってしまう。物語としてドラマを作っていこうとすれば、子どもの頃のエピソードを含めてそうならざるを得ない部分もあるのだろうし、「志を受け継ぐ」ということ自体、この物語の大きな側面であるわけだろうけれど。
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宋禁軍との全面衝突の中で、「水滸伝」から登場していたあの方やあの方も亡くなりました・・・。少し寂しいですね。
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童貫軍は、梁山泊に入り、全面的な激戦が展開され、梁山泊側では扈三娘、張清が戦死。童貫側も相当数の戦力を失う総力戦となる。童貫自身も北からの金軍の侵入を機に果敢に戦場を駆け巡る。緊迫の戦いが連続して描かれる圧巻の箭激の章。
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北方先生が描くのは生き様であり死に様なのだと再認識。あまり言うとネタバレになるので言えませんが残されといく史進の心中に涙が……! 読んだ方と語り合いたいです。あ、この巻で花飛麟が好きになれました。
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どう感想を述べれば、整理できるのでしょう。 真正面から、激しく消耗しながら、闘い続けた、8巻でした。 言葉にできません。 水滸伝・楊令伝史上、もっとも人が死んだのではないでしょうか。 # ああ方臘戦は別格ですが。 しかし、扈三娘の人生は何だったのでしょうか。
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いよいよ最終決戦が近づいてくるという雰囲気が高まってくる巻。金は南下し、梁山泊領内に拠点を築いた童貫への包囲は狭まる。
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童貫軍が梁山泊の真ん中に入ってきた!〜黄河の東一州ほどを抑えた梁山泊の中央・棗強に童貫軍が腰を据え,梁山泊が包囲する格好となったが,童貫自身も楊令も目立った動きはしていない。金は宋が歳弊を払わないことを理由に燕雲十六州を占拠し,南下しようと兵を進め,禁軍が出動する中,梁山泊の童貫...
童貫軍が梁山泊の真ん中に入ってきた!〜黄河の東一州ほどを抑えた梁山泊の中央・棗強に童貫軍が腰を据え,梁山泊が包囲する格好となったが,童貫自身も楊令も目立った動きはしていない。金は宋が歳弊を払わないことを理由に燕雲十六州を占拠し,南下しようと兵を進め,禁軍が出動する中,梁山泊の童貫包囲は縮まり,戦線が縮小して,童貫と楊令の直接対決が始まる機運が高まる。扈三娘・馬隣・張清が戦死した〜盛り上がってきましたが,この燃え上がる火をどうやって鎮めるかが難題だ。歴史上の事実としては,金の二度目の南下で北宋の皇帝は北へ連行され,皇族の一人が江南に渡って宋を再建するわけで,梁山泊も金の支配下に入るわけ。横山漫画では宋の司令で金に立ち向かう姿が描かれていたのだよ
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