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グローバル・マインド 超一流の思考原理 の商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

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2016/10/10

常に時代の一歩先を歩んできた藤井氏のキャリアをなぞることは、大変勉強になります。 特に、「正解への呪縛」が根強い日本社会という指摘は、目から鱗が落ちる思いでした。 若いビジネスマンや学生が読むべき本だと思います。

Posted byブクログ

2011/06/20

外資系日本法人社長を歴任した日本人による日本人への提言。キーワードは「正解への呪縛」からの解放。日本人は、正解にいかに早くたどりつくかについて義務教育で教え込まれる。ゆえに、正解が分かる時(例えば、高度経済成長期)には力を発揮できるが、選択肢のどれもがメリデメを抱えているような時...

外資系日本法人社長を歴任した日本人による日本人への提言。キーワードは「正解への呪縛」からの解放。日本人は、正解にいかに早くたどりつくかについて義務教育で教え込まれる。ゆえに、正解が分かる時(例えば、高度経済成長期)には力を発揮できるが、選択肢のどれもがメリデメを抱えているような時は判断ができない。正解への固執から判断することすらしない。この思考の弊害が最も出ているのが、日本人の英語能力で、英語など習うより慣れよなのに、日本人は間違いを恐れ、能力向上の機会を逃している。 何事も正確に、時間通りに行う能力については日本人は世界一であるが、それを上手く生かすための判断をし、リードする能力を有した日本のリーダーがおらず、世界一の能力を生かせなくなってきている。加えて、日本のリーダーが英語も話せないようじゃ、今後、世界から素通りされる存在になってしまう。 今後、日本が発展するためには、「正解への呪縛」から解き放たれ、自分なりの「個別解」を見つける努力をし、そのような能力を身に付けた人材を増やしていく必要がある。

Posted byブクログ

2011/05/24

藤井氏のすごさはいろいろと伝わってくる。乗り越える課題とか持っているすきるとか、選択してきたこととか(あえてメジャーどころには行かず、当時あんまり知られてなかったコンサルを選ぶとか、その選ぶ過程とか)。たいしたものだと思うしすばらしいとは思うけど、凡人の自分にはまねできない&共感...

藤井氏のすごさはいろいろと伝わってくる。乗り越える課題とか持っているすきるとか、選択してきたこととか(あえてメジャーどころには行かず、当時あんまり知られてなかったコンサルを選ぶとか、その選ぶ過程とか)。たいしたものだと思うしすばらしいとは思うけど、凡人の自分にはまねできない&共感できないで、自分的には参考にはならなかったかな。後から思い出してコンだけ書けるってことはいい本なんだと思うけど。

Posted byブクログ

2011/02/20

面白かったけど、あんま印象に残った部分はない。 とりあえず英語を勉強しないとなって思うようになったくらい。

Posted byブクログ

2011/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◎勉強法 コンテキスト -物事の背景 ドライバー -物事の流れを根本的に支えたり変えている力 トライアンギュレート -三角推量で事象を立体的に捉える トレードオフ -誰が見ても優位な選択肢が存在するときは、意思決定者は不要。 ◎名古屋化する日本 近年世界のGDPに占める日本の割合は、10%。国内では名古屋に値する。 名古屋は大きすぎも小さすぎもなく、「こじんまりまとまった市場」と見られ、中にいる人たちにとっては居心地のよい市場だが、東京・大阪間の出張では素通りされてしまう。 世界の中の日本の位置づけに似ており、面白くない市場に成り下がっている。 ◎日本人の持つガバナンス変化へのアレルギー 自民党というガバナンスの中での戦いの結果、総理総裁は選出されるプロセスが戦後の大半を占めていた。ガバナンスを変えることなく行った変革は、人選が変わると簡単にゆり戻しも起こる。 アメリカを見ると、オバマ対マケインの戦いでは、政策的には昔の候補者ほどの違いはなく、民主党か共和党のガバナンス選択でもあった。アメリカ国民にとっては、政権担当能力自体は問題にならない。 ところが、日本では「政権担当能力がない、責任政党ではない」との批判を行う。 政権担当能力はなるが、、政策の違う現実的な選択肢を与えられるのが、本当の変革を生む仕組みであろう。 親会社は独立したままなのに、子会社レベルで大きな事業統合を行っている場合が多い。すぐに統合せず、その下で昔の会社が昔どおりの名前で商売をやっている携帯は日本独特。 ◎この日本人のガバナンス変化へのアレルギーは私生活にも現れる。日本の離婚率は長年先進国の中では低かった。結婚というフレームワークをできるだけいじらずに、解決しようとするからだと思う。 ◎下位企業は価格を下げてビジネスを確保しようとする。それよりも、回帰行は大手に吸収されて、規模のある企業の下で強みを活かすべき。ガバナンス自体を死守するために問題を先送りにし体力を消耗するのは、不良債権処理のスピードを見誤ったおかげで、結局市場から退出したり、吸収合併された銀行の末路を見れば分かる。 ◎日本人の確認作業のしつこさは世界でも異様。これは日本人の深層心理に「間違いたくない」という、マイルドな強迫観念があるからではないか。 ◎英語力の弱さは今後致命的になる

Posted byブクログ

2011/02/10

人に言われたことばかりしていることが、その人の可能性というものをどれだけ狭めているかという感想を率直にもった。マッキンゼー、ハーバード、ファースト・ボストンといった名が並び、今でこそ輝かしい道のりを歩いてきたように思えるが、1980~90年代、日本がバブルに沸いていた中にあっては...

人に言われたことばかりしていることが、その人の可能性というものをどれだけ狭めているかという感想を率直にもった。マッキンゼー、ハーバード、ファースト・ボストンといった名が並び、今でこそ輝かしい道のりを歩いてきたように思えるが、1980~90年代、日本がバブルに沸いていた中にあっては相当異質で偏屈に思われても仕方がない。しかしながら、長い目で見たときにはそれが自分の糧にもなるし、ましてや5年後10年後に日本が、世界がどうなっているのかということすらわからない。そんな状況にあっては、信じられるのは自分の直感以外において他にないといえる。自分が信じた道を責任もってやりぬいた先には、おそらくまた違った世界が広がっている。まずは飛び込む勇気を持ってみよう。若いうちの苦労は、きっとあなたの将来を支えてくれる力になる。

Posted byブクログ

2011/02/07

入社して、現実に打ちのめされ、これからどう生きていこうかと本気で悩んだ時に読んだ。自分にとっては大きな力をもらった、思い出深い本。

Posted byブクログ

2011/01/22

グローバル化なんて言葉が今更ああだこうだと議論されている国は実のところ日本だけではないのか。よその国は普段の思考や活動がとっくにスタート時点から世界規模でアクティヴェイトされている。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/2009...

グローバル化なんて言葉が今更ああだこうだと議論されている国は実のところ日本だけではないのか。よその国は普段の思考や活動がとっくにスタート時点から世界規模でアクティヴェイトされている。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/200907/article_1.html

Posted byブクログ

2010/12/31

本当は、10代後半でこれを読んで欲しいけれど、そのくらいの年ではピンと来ないかなぁ~若者よ、もっと広い世界へ羽ばたこうよ!という本。

Posted byブクログ

2010/12/21

「正解の呪縛」から解き放たれろ! 自分だけの「個別解」をさがせ! 日本企業はガバナンスから変革せよ!

Posted byブクログ