死と乙女 の商品レビュー
17歳の少女が大人の仲間入りを始める、それは成長するため乗り越えなければならない壁(大人の人間関係を理解する)だったに違いない。その表現は「今日、ここで自分の中の何かが死んで、別の何かが生まれてきた」で大人の世界に入ったと実感したのだろうか。人は生死を賭けた場面はもちろん、恋愛含...
17歳の少女が大人の仲間入りを始める、それは成長するため乗り越えなければならない壁(大人の人間関係を理解する)だったに違いない。その表現は「今日、ここで自分の中の何かが死んで、別の何かが生まれてきた」で大人の世界に入ったと実感したのだろうか。人は生死を賭けた場面はもちろん、恋愛含めた人間関係で大きく変わる、成長する。世間でよく言う「出会いは別れの始まり」も同じで一つの経験が次の経験の礎になり、一皮剥けて人は成長するのだ。
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まじ面白かった〜! 1冊で2個も読めるとかコスパ最強☆彡 主人公おじキラーすぎて楽しい おじ達をちょー絶イケメン妄想しながら読むの オススメ〜^^
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赤川次郎の作品は初めて読んだが、とても面白かった。 文章が分かり易くスラスラ読めた。 2段構成でどのように読むのか迷ったが、違う道筋を辿っても、最後はひとつの文章に行き着いていて凄かった。
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【あらすじ】 あの人、死のうとしている―。17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの?それとも見て見ぬふりをするしかない?それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。 【感想】
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このスタイル、面白い! 初めは上段、下段を交互に読んでいたけど、混乱してきたので上段を読み切ってから下段を読むことにした。 また読みたい! ーーー あの人、死のうとしているーー。 17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの? それとも見て見ぬふりをするしかない? それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。
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ビブリオバトル地区予選でのものを。 読みごたえは確かに紹介通り。それでも赤川次郎の軽い感じは強かったのがおもしろかった。上下分冊も紹介に従い、一度上を読んで次に下を読んで、最後にラスト数ページを読んだ。上の話の方が好きなのは、どこが気に入ったからだろうか。ゆっくり読み直しが必要だ...
ビブリオバトル地区予選でのものを。 読みごたえは確かに紹介通り。それでも赤川次郎の軽い感じは強かったのがおもしろかった。上下分冊も紹介に従い、一度上を読んで次に下を読んで、最後にラスト数ページを読んだ。上の話の方が好きなのは、どこが気に入ったからだろうか。ゆっくり読み直しが必要だ。
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ほーんと超ウルトラスーパー久しぶりの赤川次郎です。 最後に読んだのいつだろう。。。。?思い出せないくらい久しぶり。 高校の頃は、赤川次郎と言えば角川アイドル。って感じですっごい人気だったよねぇ。 薬師丸ひろことか原田知世とか渡辺典子。 映画も超ヒットしたよね~。 私も観に行った...
ほーんと超ウルトラスーパー久しぶりの赤川次郎です。 最後に読んだのいつだろう。。。。?思い出せないくらい久しぶり。 高校の頃は、赤川次郎と言えば角川アイドル。って感じですっごい人気だったよねぇ。 薬師丸ひろことか原田知世とか渡辺典子。 映画も超ヒットしたよね~。 私も観に行ったわよ。 でも、だんだん「赤川次郎の作品の薄さ」みたいなのが飽きてきちゃって読まなくなったわねぇ。 とりあえず、私のリストに載ってたから読んでみた。 あの人、死のうとしている―。17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの?それとも見て見ぬふりをするしかない?それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。 上段と下段にストーリーが分かれてる超新型タイプの小説。 始め、どう読んでいこうか迷って、章ごとに上段と下段と読んでみったんだけど、こんがらがってきたので、私は上段を一気に読んで、次に下段を一気に読んだ。。。 その方が、それぞれの話にすっぽり入っていけると思うわ~。 これって、推理小説じゃないみたい。 青春小説。って感じ。 やっぱり女子高生が主役。 うーん。まぁね、そんなに心が打たれたり、ハラハラしたりする話ではないな~。 上段も下段もよくある話。 私は、上段の方が話の絡まり方とかまとまってて、最後も納得。って感じがして好きだけど、下段は登場人物が多くなって、一つ一つが中途半端に終わってる気がするのよね~。 一本の作品の長さで、作品が二つ入ってるから、内容的に薄くなっちゃうんだろうけど、もっと掘り下げて書いたらいい作品になったのになぁ~。とは思うわ。 ま、これを機に赤川作品もちらほら読んでいこう。
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話が途中で分岐し、最後にまた同じ話に戻る。 ちょうど、涼宮ハルヒの分裂と涼宮ハルヒの驚愕のようです。 死と乙女が優れているのは、2つの話を上下の2段に配列して、 どちらかだけでも連続して読みやすくしているところです。 また、各段落が同じところから始まり,長さの調節は挿絵をすこしいれて雰囲気を出しています。 赤川次郎にこういう実験的作品があることを知りませんでした。 解説にもありますが、第3の物語が頭に浮かんでいるのかもしれません。 小説の作家としての専門性に驚愕。
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いたって普通の女子高生・江梨は電車内である中年男性を見かけ、なぜか「この人は死ぬ気だ」と感じてしまう。その男性は同級生・なつ子の父だった。 そのことをなつ子に話した江梨の人生、話さなかった江梨の人生、それぞれの物語。 物語は1ページを上下段に分けて進んでいく。 人生はほ...
いたって普通の女子高生・江梨は電車内である中年男性を見かけ、なぜか「この人は死ぬ気だ」と感じてしまう。その男性は同級生・なつ子の父だった。 そのことをなつ子に話した江梨の人生、話さなかった江梨の人生、それぞれの物語。 物語は1ページを上下段に分けて進んでいく。 人生はほんの少しの決断の違いで全く違ったものになっていく。実際にはここまで変わってしまうことは少ないだろうけど、そんなことを強く思った。 若いっていいなあ。
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