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音さがしの本 の商品レビュー

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2015/11/18
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音さがしの本 「サウンドスケープ」を提唱したマリー・シェーファーが著書:「サウンド・エデュケーション」を、こども用にアレンジした本です。 私はどちらも読みましたが、大人用の「サウンド・エデュケーション」より、こちらの子供用の方がしっくりきました。 音と耳と心を澄ます、100のサウンド・ワークが、課題として載っていて、 一つ一つ考えていくと、「音」に対する感性がどんどん磨かれていく気分になります。 例えば、 「ほんの少しのあいだ、すごく静かにすわってみよう。そして耳をすましてみよう。 今度は紙に聞こえた音を全部書き出してみよう」 から始まり、 「リストの中の音をぜんぶとりだして、一番大きな音から一番小さな音まで、ならびかえてみよう。 あなたのリストの中で、いちばんきれいだった音はなにかな?いちばん嫌だった音は?」 「階段を上がり下りしている場所を見つけよう。上がるときと下りるときでは、同じ音がしているだろうか? どっちの音が大きいかな?」 などと100の課題が書いてあります。 実は、私がブログを始めたのも、この課題の一環で、 「音の日記をつけてみよう。何かめずらしい音を毎日見つけて、その感想を日記に書いてみよう」 これなのです。 あなたの日記に書いて欲しいこと 朝外に出て、いちばん最初に聞いた音は? ゆうべ寝る前に、最後に聞いた音は? 今日聞いた中で、いちばん大きかった音は? 今日聞いた中で、いちばんきれいだった音は? この質問の答えを、毎日、日記に書いてみよう。 この頃、だいぶん横道にそれている気がしますが・・・(スミマセン) 音へ関心をもてるようになる本です♪ もっと幼児時期から教育に取り入れてほしいなぁ。 こども向けの音楽ワークショップには、音楽を聴いて(なぜかクラシックが多いですが)、 さっそく楽器に触れて「音を出してみよう!」というのはよく見かけますが、 実は音楽よりも先に、身の周りの音を「聴いてみる」方が先じゃないの?と。そんなことにも気づける内容になっています。 「音さがしの本」ぜひぜひ!オススメです。

Posted byブクログ