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悪党の金言 の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2021/03/05

PLAYBOYに掲載された8名のインタビュー集。 保阪正康 内田樹 佐藤優 森達也 島田裕巳 田中森一 溝口敦 重松清の“濃い“面々 2009年発行

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2018/12/08

 月刊「プレイボーイ」に掲載されたインタビュー8編を本にしたもの。被取材者8人は、個性的で存在感のある一匹狼で起訴休職中の人、服役中の人も含まれる。雑誌に掲載されたものであるが、1編1編の分量が多く、著者が十分な準備に基づいて内容の深いインタビューをしており、興味深い内容に仕上が...

 月刊「プレイボーイ」に掲載されたインタビュー8編を本にしたもの。被取材者8人は、個性的で存在感のある一匹狼で起訴休職中の人、服役中の人も含まれる。雑誌に掲載されたものであるが、1編1編の分量が多く、著者が十分な準備に基づいて内容の深いインタビューをしており、興味深い内容に仕上がっている。必ずしも悪党とはいえない魅力的な人物の言う「金言」が詰まった著作といえる。

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2018/11/05

インタビュー集というものが、これほど面白くなるとは。世の大勢に流されないというのは、少し胡散臭いような人でも、それだけで尊敬してしまうような所がある。最近読んだ小倉昌男氏(この人は胡散臭くない)は代表格。著者の好みもあろうが、今の世で「大勢に流されない」というと、いわゆるリベラル...

インタビュー集というものが、これほど面白くなるとは。世の大勢に流されないというのは、少し胡散臭いような人でも、それだけで尊敬してしまうような所がある。最近読んだ小倉昌男氏(この人は胡散臭くない)は代表格。著者の好みもあろうが、今の世で「大勢に流されない」というと、いわゆるリベラル寄りになるみたいだ。

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2017/06/18

 PLAYBOY日本版に掲載されたロングインタビューをまとめたもの。保坂正康(作家)、内田樹(神戸女学院大学教授)、佐藤優(起訴休職外務事務官・作家)、森達也(ドキュメンタリー作家)、島田裕巳(宗教学者)、田中森一(元検事・元弁護士)、溝口敦(ノンフィクション作家)、重松清(作家...

 PLAYBOY日本版に掲載されたロングインタビューをまとめたもの。保坂正康(作家)、内田樹(神戸女学院大学教授)、佐藤優(起訴休職外務事務官・作家)、森達也(ドキュメンタリー作家)、島田裕巳(宗教学者)、田中森一(元検事・元弁護士)、溝口敦(ノンフィクション作家)、重松清(作家)の8名。最後にインタビュアーである著者、足立倫行自身に対するインタビューも掲載されている(そのインタビュアーは重松清)。  自分の政治的感覚は保坂正康によく似ていることがわかった。彼の名前は知りつつも著作を読んだことはなかったので、影響を受けたわけではない。佐藤優の文章は色々な所で目にし、著作も読んだことがあり、それなりに参考にはなる。ただ、批判的な分析の必要性も感じる。  他の人々について特に強い印象はなかったが、タイトルにある「悪党」の意味はよくわからない。帯にある「世の正統に異議申し立てる者」だろうか? やや違和感がある。

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2014/10/26

[ 内容 ] 悪党とは世の大勢に流されず異議を申し立てる者、という謂である。 本書には各界の“悪党”が登場するが、ベースになっているのは、『PLAYBOY日本版』に掲載された「PLAYBOYインタビュー」の中から、足立倫行氏が自らインタビュアーとなったもののベスト・セレクションで...

[ 内容 ] 悪党とは世の大勢に流されず異議を申し立てる者、という謂である。 本書には各界の“悪党”が登場するが、ベースになっているのは、『PLAYBOY日本版』に掲載された「PLAYBOYインタビュー」の中から、足立倫行氏が自らインタビュアーとなったもののベスト・セレクションである。 『PLAYBOY日本版』は、2009年1月号をもって、その33年の雑誌生命を閉じた。 しかし、「PLAYBOYインタビュー」はこの雑誌のまさに生命線でもあった。 言葉には、風化させてはいけないものがある。 本書に登場する8人の言葉から、時代の「金言」を読みとっていただきたい。 [ 目次 ] 1 保阪正康(作家) 2 内田樹(神戸女学院大学教授) 3 佐藤優(起訴休職外務事務官、作家) 4 森達也(ドキュメンタリー作家) 5 島田裕巳(宗教学者) 6 田中森一(元・検事、元・弁護士) 7 溝口敦(ノンフィクション作家) 8 重松清(作家) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2013/06/25

タイトルが良くないんじゃない?もう少しで読まずにすますところだった。 非常に優れたインタビュー集だと思う。人選がしぶいし、内容もいい。周到な下準備で、それぞれの人の活動や主張のキモになっているところがきちんとおさえられているから、中身が濃い。プライベートな部分にもぐっと踏み込ん...

タイトルが良くないんじゃない?もう少しで読まずにすますところだった。 非常に優れたインタビュー集だと思う。人選がしぶいし、内容もいい。周到な下準備で、それぞれの人の活動や主張のキモになっているところがきちんとおさえられているから、中身が濃い。プライベートな部分にもぐっと踏み込んでいる。(内田教授のがすごい) これまで読んだインタビュー集の中で、島崎今日子の「この国で女であるということ」と双璧だ。

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2011/08/03

保阪正康、内田樹、佐藤優、森達也、島田裕巳、田中森一、溝口敦、重松清(あとがき) 拘留中の人もいるが、「悪党」と呼んでいいのかどうか? 濃いエピソードのつまったインタビュー集。

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