月光橋はつこい銀座 の商品レビュー
懐かしい昭和ノスタルジイの世界の中に暖かさも優しさも強さも痛みもぎっしりつまった珠玉の一冊! 本棚にあると、何度でも読みたくなると思います。
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雑然とした下町風情と飾らない人たちの思いがたくさん詰まっていて、あれこれ深く感じられるお話。 エアコンがなかったり、銭湯に連れ立って行くなど、昭和時代後期の下町の商店街を思わせる舞台。それは一昔前というよりは、現実感はないけれども味わいのある舞台装置のように感じる。 でも、そこで...
雑然とした下町風情と飾らない人たちの思いがたくさん詰まっていて、あれこれ深く感じられるお話。 エアコンがなかったり、銭湯に連れ立って行くなど、昭和時代後期の下町の商店街を思わせる舞台。それは一昔前というよりは、現実感はないけれども味わいのある舞台装置のように感じる。 でも、そこで繰り広げられるのは現実感のあるもの。中学生の女の子が子どもでも大人でもない自分の姿や、将来への不安や恋にさいなまれたり、小学生男子がバカだったり、日常生活から少しはみ出そうとする大人がいたり、よくできた人情ドラマなのである。
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子供らしい極端でまっすぐなものの見方が心地よい作品。 色々なことを気にして動けなくなったときに読むと肩の力が抜けます。
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この一冊じゃ足りない。もっと読みたい。 「人情味溢れる」ってこういう時に使うのだ思う、とても人情味に溢れる漫画。 イシデさんのタッチは昔の漫画みたいな太い確信的な線で、絵がうまいなぁ、と感心する。
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タイトルを見て「月光値千金」が読めるかな、と期待して購入した一冊。 「リアルワールド」の印象が強すぎてイシデ氏=攻撃的な絵柄などという印象というか先入観があったんですが、 本作はむしろ温かみを感じるタッチ(特に表紙などは随一)が全体を貫くイイ意味で裏切られた買い物になりました。 ...
タイトルを見て「月光値千金」が読めるかな、と期待して購入した一冊。 「リアルワールド」の印象が強すぎてイシデ氏=攻撃的な絵柄などという印象というか先入観があったんですが、 本作はむしろ温かみを感じるタッチ(特に表紙などは随一)が全体を貫くイイ意味で裏切られた買い物になりました。 失われつつある商店街のあの雰囲気をまるごと凝縮したような連作短編集。
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凄まじく良い漫画。 そのせいでつらい思いも怖い思いもするし 面倒はあとからあとから出てくるけど なんにしろ「これだ」ってまっすぐに思える「好き」を ひとつでも見つけられたら ふしぎといつのまにか片づけちゃってんのさ by ばーちゃん
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