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岳(9) の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

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2020/07/15

あれを見れば阿久津君も、人を傷つけようとは思わんだろ。 山ってのは人を変えるから・・あるところまで山を登り続けると、人は絶対悪いことができなくなる。 それが山のいいところだね。(p.60)

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2009/10/07

◎ダ・ヴィンチ2007年4月号 「今月のプラチナ本」。 ◎マンガ大賞2008第1位。 ◎第54回(2008年度)小学館漫画大賞 一般向け部門受賞作品。 2009年3月20日(金)読了。 2009−31。

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2009/10/04

 『岳』は、山での人間模様も描いていて、思わずうなずいてしまう。  最近レスキューのテレビ番組が多くなってきていますが、民間の山岳救助隊も取り上げてほしいな。 ドラマや映画化しても、面白い内容だと思う。

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2010/07/17

石塚真一の山岳救助漫画。 相変わらず、高いクオリティを維持している。 話も作画も安定している。 今回は9話。 「形見」・・・雪崩に流されたピッケルは父の形見。 「似たもの同士」・・・ナオタと虐められっこの女の子。 「意思の宴」・・・「そんな私が今は山で人様を助ける仕事をしている...

石塚真一の山岳救助漫画。 相変わらず、高いクオリティを維持している。 話も作画も安定している。 今回は9話。 「形見」・・・雪崩に流されたピッケルは父の形見。 「似たもの同士」・・・ナオタと虐められっこの女の子。 「意思の宴」・・・「そんな私が今は山で人様を助ける仕事をしている・・・。山はいいなと・・・私は時々思うんです。」 「牧の山と空???」・・・アンチヒーロ牧英紀の18歳と抱え続ける心の荷物。「どうしたの牧さん!!ここの山と空を飛べるのは、牧さんしかいないっしょ!!」→「青木、減速20!!アプローチ!!」→そして燕レスキューへ 「雪のお宿」・・・内定取り消しと雪洞の夜。 「大切な一枚」・・・アマチュアカメラマンが焼き付ける山と人。 「ひとりじゃないって」・・・久美は一人。でも、そうじゃない! 8巻同様、えっ?って終わり方の話も幾つかある。 答えが見つかったり、何かが劇的に変わるわけじゃない。 山で何かが解決する理由などない。 当たり前の事だ。 でも、どんな人間でも、どんなに悩みが深くても、 必ず僅かながらも 「山によって開放される心」 が描かれている事が素晴らしい。 それこそがテーマであり、そしてリアルに近いと思う。 今回、特に気に入ったのは、 「牧の山と空」と「ひとりじゃないって」 6巻の「信念」以来、すっかり牧のファンになっている私だが、 あの後の牧の処遇がずっと気になっていた。 そして、その事にもようやく決着が。 三歩の 「ヤダ!!要救が助からなかったら、牧さんのせいだ!!」 は、泣かせる。 普段、人に頼らず、人を責める事の無い三歩が、 それ位に強く牧を必要とし、 それ以上に強く信頼している事を窺わせる台詞だ。 まぁ、最後のオチは、 余計に牧の事が心配になる結末だったが。(金銭的に) 「ひとりじゃないって」の久美はその成長振りに心打たれた。 三歩に助けられる非力さは相変わらずだが、 決して諦めなくなった、その直向な一生懸命さが、 逆に三歩の心を励ましている。 どんどんたくましくなる久美。 でも、結婚もちょっと気になってる。 ・・・これからも三歩の物語はきっと、 「終わるまで、終わらない」 だろう。

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2015/11/12

なぜか発売前に入手できた! 「山ってのは人を変えるから・・・ あるところまで山を登り続けると、人は絶対悪いことが できなくなる。」 この言葉を発したお爺さん素敵。 三歩、最高。

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