向日性のとびら の商品レビュー

SHOOWA(著者)

切ない・・・

[ゴロー]

ある日シスの元に10年来連絡を取っていない兄が亡くなった為、彼の養子のカイを引き取ってくれと連絡が来る。17歳にもなるのに一か月もしないうちにベッドに潜り込んでくるようになったカイと一緒に寝ているところを彼女に見られてしまい――!？

カイと別れた後、シスが段々カイがどんな気持ちでいたかが分かっていく様子が、凄く丁寧に描かれていてとても良かったです。カイが名前を変えない理由も、ジンの健気さも切ない(;_;)お兄さんの遺したメモリーカードの内容もとても優しくて素敵です。お兄さんが幸せになれなかったのはとても残念ですが・・・。パスワード何だったのかな？アイラブユーとかかな？

2022/07/18

これはshoowaさんの初期に近い方の作品ですが、異色って言うのかな？異国って言うのかな？
その世界観が楽しいです。普通に日常を送ってたら経験できない様な事が多発していてスリリングです。

shoowaさんの新作も勿論好きですが、初期作品どれも面白く持っています。装丁の感じも中々。。

2017/01/16

記憶改ざん×兄の養子
面白い内容だけに、終盤詰め込んだ感じがあった。
複雑で、理解するのが難しかった。

2015/06/22

全体的には好きだけど、これもっとページ増やして丁寧に描いて欲しかった。
色々分かりにくいとこもいっぱいあった。
でも好き。

2015/03/13

パリが舞台の、映画のような物語。

SHOOWAさんの描くキャラクターは、みんな強くて優しい。誰かを愛しても決して依存せずに自分の足で立っています。だから安定していて、攻も受もとてもかっこいい。そういえばジンも「テメーの身はテメーで守るのが男ってもんよ先生」って言ってましたね。

2014/02/02

だいぶ前から持ってるのにパラ読みしかしてなくて、SHOOWAさんの作品の中ではあんまりグッときてなかった。
でもじっくり読んでみて、やっと内容を理解した。見開きの半端ない活字の多さに悪戦苦闘しながら折れずに頑張ったかいがあった。

2014/01/05

本当、BLってすごい。
普通に萌えの漫画の中に、時々こういう変わり種が混じっているので侮れないです。

フランスが舞台のサスペンスもの。
とにかくカイが健気で可愛くて、最悪な事態を想定してハラハラしながら読みましたがハッピーエンドで良かった！
シスの記憶喪失とか、兄のトンデモな研究とか（もう少し研究内容に説得力があった方がよかったかも）気になる点は色々あれど、このラストがあるならどうでもいいです。
この作者さんのシリアスだと上手く結ばれない話が多い気がするので、本当、カイはシスと幸せになれてよかった。
スピンオフでも仲良くしていたので、嬉しい限り。

何度も読み返しましたが、俯き加減のカイの表情が本当たまらないです。

2013/11/10

欧州の古都で暮らすシス・ベゲットは、突然亡くなった兄の養子・カイと同居を始めた。ところが、カイは夜毎シスのベッドに潜り込んでくるのだ。 17歳のカイの大胆な行動に、大人のシスは翻弄されてしまったが…。ピュアな恋が心を揺さぶる長編サスペンスラブが描き下ろし付で登場！！
出版社より

2013/07/06

奥が深く、よく一冊でこれだけ濃厚なストーリーを書きあげたと思います。
お話の構成もしっかりしていて、骨太！素晴らしいです。
すごく面白かったです。

2013/06/07

なんか映画みたいな世界観でした。すごい良かった！真実が段々わかっていく過程のハラハラ感半端なかった。お兄さんのことはすごく残念…遺言泣けた…！今２人は幸せに暮らしてるのかなー。