企画力 の商品レビュー

嶋浩一郎【著】

2009/10/04

◆経済、科学、哲学、歴史芸能、ワイン、天文学・・・。

　ジャンルはむちゃくちゃに
　あらゆるトリビアをシャワーのように浴びる

2009/10/07

企画とは、課題を解決すること。これに尽きる。
アイデアで「課題」を解決する。それが「企画」。
企画は「日常で気づいた出来事」の「組み合わせ」。
通勤電車が不特定多数の他人がある一定の時間・空間を共有するものだと発見できるか？
暗黙知の言語化は社会の承認を生み、新しい市場までも生み出す。　コギャル、モンスターペアレンツ..
同じ行動を繰り返してみると、意外な特徴が見えてくる。　毎日カレーを食べてみる
課題を解決するために人をどう動かすか？
「◯◯が問題になっている」で検索してみる。
オンとオフはありつつも「待機電源的」に企画のことを考える。例えば「若者にビールを飲んでもらう」ことがあなたのミッションだとします。飲み屋でビールを飲んでいる学生を見た瞬間「別脳」の電源を作動させる。
他人の視点を持つと、世の中が違った風景に見えてくる。

企画脳
既知と既知を組み合わせる
アウトプットするときに、どれだけクレイジーな要素を入れられるかが企画の肝。
最後のプロセスに一つ違う情報を掛け合わせるだけで企画がよくなる。
当たり前を疑う。
あえて逆のことを考えてみる。
既成概念を取っ払ってニュートラルに考える
この状況を他の世界に例えてみたら（アナロジー）
「ダジャレ」で全く関係ない概念を結びつける。
むりやり造語を作ってみる。
A4に１枚１ネタ。集まった情報を俯瞰で見られる環境を作ること。

絶えず課題を振り返る事が大事。
課題を解決するために押すボタンを一つ決めてあげること。
キャンペーンの中にミーハーな部分を必ず潜ませておくこと。企画の最も重要な要素である本質的な共感にプラスして、流行感や時勢の要素が最後に人の背中を押すために必要。