なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか の商品レビュー
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中学の子供と進学について話す機会が多くなりました。 過去の経験で頭ごなしに話す前に、「今」はどうなっているんだろう?と把握するために読んでみる。 精神論ではなく調査の統計情報ものっていて冷静な視点であることはこのましい。子供は賢いから試験対策に最適化しようとする傾向はますます...
中学の子供と進学について話す機会が多くなりました。 過去の経験で頭ごなしに話す前に、「今」はどうなっているんだろう?と把握するために読んでみる。 精神論ではなく調査の統計情報ものっていて冷静な視点であることはこのましい。子供は賢いから試験対策に最適化しようとする傾向はますます強まっている訳ですね。 ほぼ、感じていたこととは合っているようなので、このまま接しよう。 試験テクニックで潜り抜けてきて、世の中に出てもまったく何の役にも立たないことは経験済みなのですが、子供にとったらなかなか腹にはおちないのだろうな。 働いていても勉強する親の姿を見ていれば、何かを感じるのかもしれない。勉強しない親の姿を子供がみていて、勉強が必要だと思えるだろうか・・・
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くわしくはこちらhttp://blog.livedoor.jp/gull_antibiotic/archives/4253334.html
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これから大学進学を考える高校生や、就職活動をしている大学生向けに書かれた本かもしれませんが、日本において大学を卒業するメリットについて書かれていると思われたので本を読んでみました。 今の大学生は、私が学生だった数十年前と比較して、レポートを作成するための調べものが楽になったか...
これから大学進学を考える高校生や、就職活動をしている大学生向けに書かれた本かもしれませんが、日本において大学を卒業するメリットについて書かれていると思われたので本を読んでみました。 今の大学生は、私が学生だった数十年前と比較して、レポートを作成するための調べものが楽になったかもしれませんが、誰でも簡単にできるため、以前と比較して自分の独自性をアピールするのが難しくなったと思います。更に就職活動も昔と比較して、現代の学生は難しくなったと思いますので、トータルして考えると同じではないでしょうか。 以下は気になったポイントです。 ・失業とは、「働く意思や能力」があって、働こうと努力しているのに働けない状態を言う。(p34) ・生涯賃金(退職金除く)は、大卒男子で2.9億円、大卒女子で2.6億円である(p45) ・中国において、大卒で高度な業務に従事している場合は、月収1万元が成功者の目安、 単純労働者の場合の月収は千元(1.5万円)程度である(p62) ・大卒者が高卒者と比較して有利なのは、1)就職に際して門前払いをされるリスクが低い、2)労働条件のよい仕事につきやすい、3)賃金が高い、である(p66) ・会社の採用担当者は、求職者の属性に関わる過去の平均値を手がかりにして見抜こうとするので、学歴も重要な属性のひとつとなる(p70) ・数学を受験した人は、大学でも高い学業成績を上げ、生涯にわたって高い年収や職位を獲得する、転職した場合も収入面で有利となる(p98)
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何のために勉強をするのか、なぜ大学に行くのか、といったことについて、「働く」という点に着目しながら考察したもの。大学の先生からの高校生、大学生へのメッセージという形になっている。 特に、「高卒者より大卒者の賃金が高いワケ」という部分の、「人的資本論」と「シグナリング理論」によ...
何のために勉強をするのか、なぜ大学に行くのか、といったことについて、「働く」という点に着目しながら考察したもの。大学の先生からの高校生、大学生へのメッセージという形になっている。 特に、「高卒者より大卒者の賃金が高いワケ」という部分の、「人的資本論」と「シグナリング理論」による回答は面白かった。また、「働く」ことの目的が、単に生活費を稼ぐことではなく、「人は恐らく、お金だけではない何かに突き動かされ、何かを得るために仕事をしている」(p.50)の部分は、この本でも大事な部分なのではないかと思う。「何か」の部分が人によって多少異なるという部分も、あらためてなるほど、と思った。俺なんかは、お金以外の働く理由を聞かれれば、人は単に社会的な動物だから、つまり人であれば、面倒くさくても他の人と関わって、社会的な生活をしたいと思うものだから、と思っていた。 大学で勉強するにあたっての姿勢についての部分の著者の意見や説得の内容は、とても堅実で、賛成できる。最近のスローガンらしい「社会人基礎力」、「地頭力」という言葉自体がなんかうさんくさいし、内容的にも薄っぺらなものに思えた。 高校生や大学1年生なんかが主たるターゲットで、ぜひ読んでみれば良いと思うが、この本を読む前に、勉強するとか働くと言ったことについて十分に考えて欲しいと思った。(11/02/19)
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大卒書は大学で学ぶことによって高卒者よりも人的資本が増大し、その分仕事で高いパフォーマンスが生み出せる。 何が問題で何がわかっていて、何がわかっていないのか。時代の流れによる変化を見据えながら、それらを自分の頭と足を使って見出し掘り下げ、論じていかなければならない。
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なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか ー将来の選択肢を狭めないため 今何をしておけばいいのか ー理系が有利だから数学をやっておきなさい 言ってることは間違ってないが、あまりにも当たり前すぎて非常に退屈な本。 中学生が読むくらいでちょうどいいレベルだと思ってしま...
なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか ー将来の選択肢を狭めないため 今何をしておけばいいのか ー理系が有利だから数学をやっておきなさい 言ってることは間違ってないが、あまりにも当たり前すぎて非常に退屈な本。 中学生が読むくらいでちょうどいいレベルだと思ってしまった。
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就活前に一読を薦める本。最低限、第5章これくらいの内容は頭に入れておかないと面接の入口でダメ。読破に1時間も有れば十分。
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家庭教師のバイトを始めた。授業が始まるまで、教え子の家の近くの本屋で時間をつぶすことが習慣になった。最初は、事前に予習をしようと思って参考書のコーナーに行っていたが、教える内容があまりに簡単だったのでその必要がないと思った(笑) 家庭教師を始めて、よく考えるようになったのが「将来...
家庭教師のバイトを始めた。授業が始まるまで、教え子の家の近くの本屋で時間をつぶすことが習慣になった。最初は、事前に予習をしようと思って参考書のコーナーに行っていたが、教える内容があまりに簡単だったのでその必要がないと思った(笑) 家庭教師を始めて、よく考えるようになったのが「将来自分の子供にどんな教育をしよう」ということ。「なんで勉強しなきゃいけないの?」という疑問は、誰しもが抱く疑問で、そして大切な疑問だと思う。親という教育者になるには、この疑問に対する自分の答えを持っておく必要があると思う。自分なりの答えは既に持っていたのだけれど、他の人がどのように考えているのか気になったのでこの本を手に取った。で読後の感想はというと…う~んイマイチ(笑)「働くために学ぶ」ということなのだけど、これを読んでもなかなか「よし、勉強しよう」という気持ちにはならないのではないかと思う。でも読んでいて新たに気づくことや、いいことも書いてあった。当初の期待にはそぐわなかったが、悪くない本だと思う。 あと、中途半端に関西弁が使われていることが気になった。自分も関西人だが、こういった文章でまばらに関西弁が出てくるのは不自然。読んでていちいち気になる。 「土台はなるべく水平で幅広い方が、積み重ねがしやすいのは自明のこと。苦手をつくらない、興味を狭めない、可能性の芽を摘まない、という意味で、専門性を高めることと同じくらい、フィールドを広げることが大切になってきます。」
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まぁ、AO入試って便利だなぁ程度。 自己啓発には及びませんなぁ、数学得意にしたほうがいいのかぁぐらい。
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