世間のドクダミ の商品レビュー

群ようこ【著】

2018/03/27

オレオレ詐欺、年金問題、若い人の本離れ、少子化、、、、。日本が抱える様々な問題についての群ようこさんのエッセイ。個人的に頷けるものもあり、へぇーそう感じるのかと思うものもあり。

2014/03/23

昔、好きだった群ようこさん。久々に読むと、小言みたいに聞こえる部分も出てきました。仰ってることは正しいのですが、そこまで細かくなくても、と思うことも。逆に無意識でやっていたような事で気づかされた部分もあり、もっと自然に気遣いが出来るようになりたいと思いました。

2013/11/03

少々、氏の怒りが行き過ぎているとも思いましたけれども、結果、楽しめたので良かった、としましょうか…僕は氏のエッセイやら小説のファンですのでまあ、楽しめた、と素直に言っておきましょうか…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

世間に対して何やら色々とお怒りなんですねぇ…著者は。特に若い者に対する怒りは僕も思わず背筋をピンと伸ばして読もうとするほどに…怒りの感情が渦巻いているやうに思いましたね…確かに僕も…人に謝るのは苦手かもしれません。この本に描かれている若者同様、僕も嵐が過ぎ去るのを待つ傾向が…あるのやもしれません。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

でもまあ、怒りもずっと続くわけじゃなく、たまにユーモアを混ぜたりして読み手を笑わせてくれるのはさすが群さん！　といったところでしょうか…いや、本人はただその時抱いた感情をそのまま書いているだけなのかもしれませんけれども、個人的に笑えた箇所はありましたねぇ…二つや三つほど。

まっ、小説ほど構えず読める著書ですのでオススメですねっ！　おしまい。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

2012/03/26

なんか怒りの記録ばっかだった
普通のエッセイのが好きだなー
ぷんぷんようこさん
若い人なのかと思ってたら違うようで驚き。若々しいなー

2011/02/07

30歳で会社を辞めて物書きになり、はや20年。
最近眼ざわりなことや腹立つことがやけに多いし、世間は冷たい。
怒りと静観の可笑しなエッセイ。

「キライなものはキライ」「ムカつくことはムカつく」
そんな誰しもが持つマイナスな感情を、
ここまで暴露してしまっていいのかよ！と思った。
読む人が読めば誰のことが書いてあるのか分かるような他人批判。、
「えー大丈夫なの！？抗議の手紙とか来るんじゃないの！？」と思ったけど、
やっぱり抗議の手紙は来てるらしいｗ
安野モヨコの『美人画報』のもっとドギツイverを読んでる感覚。

これだけ言いたいこと言えていいなぁと思う反面、
こんなに色んなことに怒ってて疲れないのかなと思った。
でも怒るのが嫌で「こんなことくらい平気さ～♪」って自分に嘘を吐き続けると、
結果爆発するか自分が潰れるかでもっとダメになることもあるから、
そういった意味では正しい選択なのかも…？
でも人とはなるべく争いたくないよね。
ていうか争うこと自体がめんどくさいだけなんだけどさ私の場合。

2011/08/06

近所のおばさんが身のまわりのあれやこれやをことごとくくさすのを聞いているような…気楽に読めるのが群ようこのいいところなんだけど、今回はなんかほんとに近所のおばさんの愚痴の域をでない、というか、わざわざ読むことなかったなあ…ってかんじ。

2010/10/18

群さんのエッセイはすきだ。
特にこれは読んでいて、私にもなんだか身に覚えがあり、
しかられているような、小突かれているような、
はっきりとした感触があり、読みながら考えさせられた。

ずばりと物事の本質をつく群ようこさん。

痛かろうが、自分にはまだわからなかろうが、
そのすばりさ加減が私には心地いいのです。

2011/09/18

うーん、先に読んだ「「おんなのるつぼ」と同じような感じで……。群さんの身のまわりの話、ご自身の話はおもしろいのだけれど、政治の問題とか世間の若者についてとか、そういう話は平凡というかなんというか、みんなそう思ってるっていう話でなんだか……。わたし、まったく猫好きじゃないんだけど、なんでもない猫との日常を書いた「しいちゃん日記」だったか、すごく文章が好きだったんだけどな。

2009/10/04

群ようこさんの日々感じたことに
ちょっと毒つきながら書いてる
エッセーです。

群さんの本はいつ読んでも
胸がスカッとします。

ただ、私よりも若干年上なので
ちょっと年齢の差を感じつつ
楽しく読んでます。