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パパは楽しい躁うつ病 の商品レビュー

2.9

13件のお客様レビュー

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2018/10/29

躁うつ病は、仕事も家族も失ってしまうと、言われます。北氏のように、長期間にわたって家族を巻き込んだ闘病生活で家族が離散しなかったことは賞賛すべきです。,現在の社会情勢が違うことや、北氏が著名人であったことによる求心力が一般人と異なることが要因なのかもしれません。,でも、こんな明る...

躁うつ病は、仕事も家族も失ってしまうと、言われます。北氏のように、長期間にわたって家族を巻き込んだ闘病生活で家族が離散しなかったことは賞賛すべきです。,現在の社会情勢が違うことや、北氏が著名人であったことによる求心力が一般人と異なることが要因なのかもしれません。,でも、こんな明るいテイストの対談集を娘と出せるとは、うらやましい限りです。

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2017/02/11

予想に違わず、おもしろい本だった。 いずれにせよ、人間は「矛盾の束」である。完璧な人間などいないのだから、いい加減に生きるのがうつ病にならないコツだと、私は思う。 北杜夫の前書きのことば。 60点で満足、それでいこう。

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2017/01/21

北さんて変わってるね(笑) 躁病を楽しんじゃうなんて、無敵の考え方だな。 素敵なご家族。 お庭で表彰なんて、豊かな、味わいある人生だなって、ご苦労の部分も含め、思った。 注目されるひとって、対価を支払っているんだな。 なにかをたくさん持ったら、なにかを手放さなきゃならないのか...

北さんて変わってるね(笑) 躁病を楽しんじゃうなんて、無敵の考え方だな。 素敵なご家族。 お庭で表彰なんて、豊かな、味わいある人生だなって、ご苦労の部分も含め、思った。 注目されるひとって、対価を支払っているんだな。 なにかをたくさん持ったら、なにかを手放さなきゃならないのかもしれない。 愛は例外?

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2013/06/01

図書館で、たまたま目に止まった本。 対談形式で、あまり面白くなかったが、 同じ症状をもつ父の子として、 あ〜あるあると、思いながら読んだ。

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2012/07/25

医学博士で著述家の北杜夫氏と、その娘である斎藤由香氏の対談本。 中身は、娘が生まれたときの思い出話から始まり、躁病で株をやり続け、借金を作る杜夫氏の状況などが書いてある。 いや~、なかなか躁病の実態はうわさでしか知りませんが、本当にすごいですね。中身は濃くないですが、その時の...

医学博士で著述家の北杜夫氏と、その娘である斎藤由香氏の対談本。 中身は、娘が生まれたときの思い出話から始まり、躁病で株をやり続け、借金を作る杜夫氏の状況などが書いてある。 いや~、なかなか躁病の実態はうわさでしか知りませんが、本当にすごいですね。中身は濃くないですが、その時の状況、そして家族の見守っている姿はなかなか読んでいてほのぼのしました。

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2011/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北杜夫さんが亡くなって、BOOKOFFやAmazon、図書館などでは 彼の作品がいっせいに消えたと言う。 そんな中、たまたま借りることができた一冊。 いや、正直、こんな激しい躁状態だったら楽しくはないです。 対談は明るく笑いにあふれて進むが、 ご本人も家族も麻痺しすぎてはいないかと不安になる。 どくとるマンボウシリーズなどを何冊も読めば、 感想は変わってくるのだろうか。 少なくともこの本からだけ伝わる北杜夫という人は、危なっかしすぎて心配。 ところで、北氏は自身が医者であるが、薬はちゃんと飲んでいたのだろうか。 当たり前のように、家族を振り回すような激しい躁転を繰り返すあたり、 疑わしく思えてならないのだが…。

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2011/12/05

図書館ぶらついてて目にとまったから借りてみたんだが微妙だった。 おそらく超有名で裕福な方々なんでしょうが、私はお二人のこと全く知らず… 対談形式はいいんだが、前半は家族の思い出話ばかりに思え、よーわからん。。途中で読むのやめた。

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2010/09/13

躁うつ病の存在を一般に認知させたことで有名な北杜夫氏とその娘さんによる、北(斎藤)家の思い出を語り合った対談本。北氏は80歳を超えるご高齢なのもあってか、話がかみ合わない部分も多く、やや読みにくい。さらに老人特有の「都合の悪いことは忘れる」傾向も見て取れ、対談本でありながら少し読...

躁うつ病の存在を一般に認知させたことで有名な北杜夫氏とその娘さんによる、北(斎藤)家の思い出を語り合った対談本。北氏は80歳を超えるご高齢なのもあってか、話がかみ合わない部分も多く、やや読みにくい。さらに老人特有の「都合の悪いことは忘れる」傾向も見て取れ、対談本でありながら少し読み進めるのに疲れる。 私自身同じ病気の当事者であるが、一読して得た感想は、「うらやましい」であった。 もちろん、本人もご家族も病気と付き合いながら生活されてきたことは大変だったと思う。しかし、作家(北氏によれば「著述家」)という職業は、毎日同じペースで仕事をしなければならないサラリーマンと比して、病気を受け入れ、ありのままの姿で生きることがしやすかったであろうと思われる。 また、これは私の僻みでもあるが、北氏はかの斎藤茂吉の実子であることから、いつも家に「お手伝いさん」がいたり、まったく浮世離れした世界の中に暮らしている。まさに上流階級の世界で、私などとはまったく生きている環境が違うのだな、と改めて実感させられた。

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2010/01/23

うつ病も今は現代病として有名ですが、それを知らしめたのは北杜夫と言われていると本人は言っているという話から、躁病、うつ病のエピソードまで話しているのが、おもしろいです。 それにしてもここの一家は、乱気流のようなエピソード満載なのに、明るく生きていて素晴らしいと思うのです。 どうに...

うつ病も今は現代病として有名ですが、それを知らしめたのは北杜夫と言われていると本人は言っているという話から、躁病、うつ病のエピソードまで話しているのが、おもしろいです。 それにしてもここの一家は、乱気流のようなエピソード満載なのに、明るく生きていて素晴らしいと思うのです。 どうにでも生きられるのかもしれないなぁとある種の勇気は湧いてくる、かも。

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2009/12/01

作家・北杜夫とその娘・齋藤由香が対談。北杜夫の躁鬱病生活の一部始終を赤裸々に、明るく語る。 まず、作家というものは、かくも変わり者なのかと驚いた。躁鬱病であることもあるだろうが、それにしても思考が常人とは違う。躁状態の時のエピソードは確かに面白いが、それを一緒に面白がって付き合う...

作家・北杜夫とその娘・齋藤由香が対談。北杜夫の躁鬱病生活の一部始終を赤裸々に、明るく語る。 まず、作家というものは、かくも変わり者なのかと驚いた。躁鬱病であることもあるだろうが、それにしても思考が常人とは違う。躁状態の時のエピソードは確かに面白いが、それを一緒に面白がって付き合う家族の精神も相当太い。実際躁鬱病で悩んでいる人には、こういうケースもあるという参考と、気が楽になるという部分で、良いかもしれない。

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