十津川警部 東京上空500メートルの罠 の商品レビュー
飛行船のハイジャックものは初めて。 西村氏の場合電車の時刻表トリック等代表的だが この作品や「赤い帆船」のように、 乗り物の特性をうまく利用して作品を仕上げていると思う。 その分本書は犯人の印象や動機が非常に薄く、 印象に残らなかったが…。
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飛行船のハイジャック。。新しい着目点だと思った。 飛行船は、エンジンが止まっても浮力がある為、墜落しない。 さらに、速度も遅い。 なので、高速道路に沿って飛ぶように命ずれば、車で走っていて追跡が可能。 アイデアとしては、面白いと思う。 が、、ラストがだめ。。 お金を奪った犯人が途中で違う奴にハイジャックを譲る。。 それはいいとして、、あまりにもラストを急ぎすぎてる。 更に、、動機の描写が簡単すぎ。。 飛行船ハイジャックという手段に溺れて、他の描写がおざなりになった感がある。。
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