ボクは、なんにもならない の商品レビュー
なるほど、人だけが死んでも土にもなれず、なんにもなれないんだなって思い知るタイトルが印象的。土葬もありなのかなと思ってしまったり。 太陽は草に、草は牛に、牛は牛乳に…それを飲む人間だけなんにもならない。まっすぐな大地あるいは水平線にそれらの絵とそんな短い言葉の繰り返しだけで最後...
なるほど、人だけが死んでも土にもなれず、なんにもなれないんだなって思い知るタイトルが印象的。土葬もありなのかなと思ってしまったり。 太陽は草に、草は牛に、牛は牛乳に…それを飲む人間だけなんにもならない。まっすぐな大地あるいは水平線にそれらの絵とそんな短い言葉の繰り返しだけで最後に、人は生かされてきたという名言が。 説明的過ぎたり、説教臭かったりしない方の食育絵本で、いただいた命をまっとうしようというメッセージもこめられている。 地球の中にいのちがあるイメージの表紙デザインがオシャレ。綺麗で素敵な一冊だけど、子どもが退屈しない要素もあれば教材っぽさが改善されるのに惜しいかも…
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美術出版社/2008・12・20 文:里見 喜久夫 絵:進藤 恵子 訳:岩木 貴子 ・英語の本 翻訳 すべて日本人 食物連鎖 人は食べるだけ ・ぼくはなんいんもなれない。 ひとは生かされてきた
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人は生かされているということ。人がいのちのつながりを断ち切っているということを言っている。食べ物のいのちをまっとうするということを、のびのびと描かれた絵とともにつづる言葉。英文対訳つき。
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