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猛禽の宴 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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目が離せません

『Cの福音』で姿を現した黒いヒーロー、朝倉恭介が帰ってきた。今度はニューヨークを舞台に、マフィアと死闘を繰り広げる。アクション映画を見ているかのような迫力の展開に、読み始めたら最後、目が離せません!

ひでき

2024/08/09

朝倉恭介シリーズ第三弾。 日本でのコカインビジネスを成功させた恭介はニューヨークのファルージオの元へ休暇がてら行く。 そこでニューヨークのマフィアの抗争に巻き込まれる。 ファルージオは一命を取り留めたものの、ボスを退くことになり、黒幕のコジモが恭介の逆鱗に触れる。 恭介は...

朝倉恭介シリーズ第三弾。 日本でのコカインビジネスを成功させた恭介はニューヨークのファルージオの元へ休暇がてら行く。 そこでニューヨークのマフィアの抗争に巻き込まれる。 ファルージオは一命を取り留めたものの、ボスを退くことになり、黒幕のコジモが恭介の逆鱗に触れる。 恭介はコジモをたった二人で壊滅させる。ダークヒーロー朝倉恭介健在という感じ

Posted byブクログ

2022/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫の友人からお借りしました。 Cの福音の続編、朝倉恭介シリーズです。 恭介のダークヒーローぷりがめっちゃカッコよく、本作でも更なる活躍を期待しましたが、それよりはNYイタリア系マフィアの内部抗争が主軸となっており恭介の出番が思ったより少なかったのが残念でした。 とはいえ、テンポよく物語が展開し、最後はハリウッド映画なみの派手な復讐劇。 完璧な作戦と戦闘の腕がホントにカッコよかった~ ハードボイルド小説ってたまに読むとアガるね。

Posted byブクログ

2019/12/16

【感想】 前作のクーデターよりは面白かった。 やっぱり朝倉恭介はカッコ良すぎる!! ただ、本シリーズ全てに言える事だが、あれだけ作中で強さを誇示させまくった悪役の最期がいつも呆気なさ過ぎて、尻すぼみ感が拭えないのは如何なものか・・・・ 途中で、「こんな強敵どうやって倒せるんだ」...

【感想】 前作のクーデターよりは面白かった。 やっぱり朝倉恭介はカッコ良すぎる!! ただ、本シリーズ全てに言える事だが、あれだけ作中で強さを誇示させまくった悪役の最期がいつも呆気なさ過ぎて、尻すぼみ感が拭えないのは如何なものか・・・・ 途中で、「こんな強敵どうやって倒せるんだ」と読んでいて絶望感を覚えさせるクセに、今までの凶悪さが嘘のように呆気なく、かつドジな終わり方で悪役が死んでハッピーエンドっていう展開は、次回作からは御免ですね。 「ちょっとした偶然」くらいはイイけども、重なりすぎると興醒めしちゃうよ。。。 朝倉恭介シリーズはあと3巻か! 次回作「クラッシュ」に期待してます。 【あらすじ】 日本でコカインを売り捌く朝倉恭介のビジネスは順調に推移するかにみえた。 だが、この頃、NYの裏社会では新興組織がマフィアの領域を荒らし始めていた。 マフィアのボス、ファルージオは抗争を諌めるが、部下のコジモが新興勢力の排除を強行、その報復としてファルージオが襲撃されてしまう。 機に乗じてボスの座を勝ち取ったコジモは、恭介のビジネスを手中に収めようとするが…。 「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第3弾。 【メモ】 猛禽の宴 p92 チャイニーズは、そもそもが風に飛ばされる種子のように世界中に散らばり、その地に根付く華僑の血を持つ人間たちである。 その行動原理はずばり金であり、テリトリーなどといった概念は極めて希薄だ。 金になることならば、それが他人の領域であろうともお構いなし。 そうした民族的特性は、ここにおいて一気に爆発し、活動の範囲を広げていった。 p110 「親父も焼きが回ったもんだぜ」 部屋のドアが閉まるなり、コジモが低く唸った。 コジモの言葉を咎め、あるいは批判する者は一人もなく、むしろその顔に苦々しげな表情を浮かべながらわずかに首を縦に振り、同意を示すばかりだった。 猛禽の群れの頂点に立つ者には絶対的な指導力、財力、知力、そして恐怖の力が要求される。 そのどれもが絶対的な必要条件であり、どれ一つ欠けても群を統率することは難しくなる。 そしてそうした兆候が現れたときには、必ずそれに取って代わる若い猛禽が現れるものだ。 この摂理がこの組織に於いても例外ではないことを、ファルージオはまだ気づかなかった。 p297 コジモは、無表情の中にも値踏みをするような目つきで恭介を見ると、その手を握った。 人間の出会いに「合う、合わない」という感情の芽生えはつきものだが、その殆どは最初の印象で決まると言っていいだろう。 顔の造作、仕草、声、言葉遣い、そして身なり。 瞬間的に視覚が捉えた印象がそれを大きく左右する。 そして握手とはいえ、肌の一部が触れる行為はそうした視覚的印象をさらに決定づける働きをする。 それは気のない握り方だった。 自ら恭介に会うことを望んでおきながら、どこかこの男の手から伝わってくる感触には不愉快極まりないものがあった。 生理的に相容れない違和感、そうした感覚が肌を通じて伝わってくる。

Posted byブクログ

2017/12/27

朝倉恭介シリーズ。 ストーリーは前の方が好きかな。でも拷問のシーンはとても面白かった!! 悪なのにヒーローな恭介がどんどん気になってる。

Posted byブクログ

2015/12/04

前作に比べてハラハラドキドキの展開が多く、読み終わるのが早かった。しかし相変わらず表現がさっぱりしていて物足りない感は拭えず。

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2015/06/13

読んでて気分が悪くなって文字通り気絶するほどの本だった。これは、不評ではなくそれほどの表現力だったということで、ストーリーはとても面白くスピード感もあり、最後に全てが噛み合うところはすごいと思うし、登場人物の賢さが読んでで気持ちいいが、拷問シーンの描写はもう二度と読みたくない。ト...

読んでて気分が悪くなって文字通り気絶するほどの本だった。これは、不評ではなくそれほどの表現力だったということで、ストーリーはとても面白くスピード感もあり、最後に全てが噛み合うところはすごいと思うし、登場人物の賢さが読んでで気持ちいいが、拷問シーンの描写はもう二度と読みたくない。トラウマになった。

Posted byブクログ

2014/12/09

・あらすじ 俺は怖いぞ!俺のほうが怖いぞ! ・かんそう 朝倉恭介かっこいいね。俺もいい服着て、いいホテルで、いい酒飲みたい。

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2014/09/02

朝倉恭介の2冊め。まったくこの世は猛禽にあふれていて猛禽天国、最後は猛禽インフレを起こしている。 著者はなんでも書き、世界を創ることが可能なのだけれど、やや無理があったり、強引なところも散見される。時に自分に酔ったような饒舌な修飾語なども垣間見れて、自分が創りだした神をさらに称え...

朝倉恭介の2冊め。まったくこの世は猛禽にあふれていて猛禽天国、最後は猛禽インフレを起こしている。 著者はなんでも書き、世界を創ることが可能なのだけれど、やや無理があったり、強引なところも散見される。時に自分に酔ったような饒舌な修飾語なども垣間見れて、自分が創りだした神をさらに称えるような、自己自演が表現としては気になりました。 全体的に行けば、世界は自分が思っているようには動かず、まさに、明智光秀と織田信長の構造をそのままに、組織についていなかった恭介がどうなっていくのか、が今後の展開につながっていくのでしょう。恭介は人をバンバン殺しますが、何故か正しい方に向かっていく。手段は悪であっても、心は正義、なんていう二面性をもっているんでしょう。真っ黒にはなりきれないダークヒーロー。自分の人生の舟を漕ぐことはできるのであろうか。このままだと、真っ逆さまに落ちてしまう。 それを止めるのが、本当の愛だった、とかはやめて欲しいけど。さて、次、4部目に突入!

Posted byブクログ

2014/02/18

日本でコカインを売り捌く朝倉恭介のビジネスは順調に推移するかにみえた。だが、この頃、NYの裏社会では新興組織がマフィアの領域を荒らし始めていた。マフィアのボス、ファルージオは抗争を諌めるが、部下のコジモが新興勢力の排除を強行、その報復としてファルージオが襲撃されてしまう。機に乗じ...

日本でコカインを売り捌く朝倉恭介のビジネスは順調に推移するかにみえた。だが、この頃、NYの裏社会では新興組織がマフィアの領域を荒らし始めていた。マフィアのボス、ファルージオは抗争を諌めるが、部下のコジモが新興勢力の排除を強行、その報復としてファルージオが襲撃されてしまう。機に乗じてボスの座を勝ち取ったコジモは、恭介のビジネスを手中に収めようとするが…。「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第3弾。

Posted byブクログ