くいだおれ波乱万丈記 の商品レビュー

柿木道子【著】

2009/10/04

大阪のアイコン”くいだおれ”の歴史、先代・山田六郎氏の人となり、「いつも笑顔」のかげには辛いこともいっぱいあっただろう女将稼業を、ユーモアたっぷりにお話になっていて、心が温かくなる本。

本の中で、講演に行って同じ話を聞かれても、人によって受取方た違うのねー、と感想を述べられているのですが、 同じ本を読んでも、受取り方は人それぞれなんでしょうね。
すらっと楽しく読める本なのですが、わかる人にはわかるというビジネスのヒントや人生の知恵も満載です。

読んで、それにピンとくるようでしたら、かなりの経営センスありです。

同じく２００８年に閉店した、船場○○の女将とは、格が違います（しみじみ）

付箋は６本。

プロの料理人に女性が少ない理由がなんとなくわかりました。