NHKまんが 驚異の小宇宙・人体(3) の商品レビュー

ひきの真二(著者)

2017/12/06

[墨田区図書館]

図書館内を眺めていて、ふと普通に棚で見つけた本。背表紙からもしかしてマンガ系？と思いはしたものの、まさか普通に棚にあるとは思わず(普通は学習マンガは人気で予約が入りっぱなしで棚にはないから)に手にとったらなんとやはりマンガ系。あまりにも一冊が分厚い&昔の装丁感に、中身も、読ませられるかも心配だったけれど、借りてみて良かった！

これまでこの手の理科マンガは朝日新聞社によるサバイバルシリーズに始まって、学研のクライシス、角川のどっちが強いと複数のシリーズを読み進めたけど、それを上回る、大人でも十分に読み応えのある内容。何よりも、各種写真やその白黒か、模した絵かわからないけど、詳細な資料図と説明があるし、各章でまとめを数行言葉でまとめていてくれるのがいい。やっぱり本っていくらでもある、探せばいい本があるなー、と思ってしまった。登録しようとしたら実は三版あるらしく、今回手にとったのは、最も古い版。もしかしたら古いからこそ忘れられて棚にあり、新しい版の方は割と読まれているのかも？

いずれにせよ、この分野に関わる学習をする際に再度読ませてあげたいな、と思った。きっと殆ど理解出来ず、殆どストーリーのみを読み進めただろうけど、今回3巻で骨芽細胞と破壊細胞だかの話になった際には、自分から内容報告していたもんなぁ。流石NHK、"人体"だけなのが残念、他のがないのかなぁと思ったら、一応"宇宙"の同シリーズはある模様？本当にあるのなら、そっちも借りてきてみよう。