飲食店完全バイブル 多店舗化の極意 の商品レビュー

鬼頭誠司【著】,日経レストラン編集部【編】

2012/02/10

なんというか現在店を経営してる人
またはこれから・・・という人向けですよねｗ

なかなか興味深いです。

2011/11/13

１２年間で２０店舗の多店舗経営に成功した著書が自身の経験から、
「あらかじめ仕組み化」しておきたいポイントを理解でき、尚かつ帳票も提供してもらえます。
本当にありがたい一冊です

１２年間で２０店舗の多店舗経営に成功し、会社をMAし現在はコンサルタントとして活躍する著書が自身の経験から、「あらかじめ仕組み化」しておきたいポイントを現場力カイゼン５０として紹介しています。
また、著者が１店舗立ち上げた時や５店舗展開に成功した時など節目節目で考えていた事やおかれていた環境が読み取れることができる為、多店舗経営を志す人にとっては、なるべく早く目を通しておきたい一冊です。

何事もどこを目指すかによって、その手段は変わってきます。
そういう意味で、多店舗展開を目指して開業する人にとっては、最初に手に取ってもらいたい内容です。
一店舗繁盛店を作る事と、多店舗展開を成功させる事は、目指す方向は同じですが
その準備は、ずいぶんと違うということに気づかされました。

また、
「仕込み」と「スタンバイ」の違い、
「売れ筋」「見せ筋」、「儲け筋」という考え方、
　売上は、客数×客単価だけでなく、FD比率、KP比率で管理する
など、日々の経営にも活かせる実践的な内容が多いのも特徴的です。

論理だけでなく、それを実践する為に実際に著者が使用していた各種マニュアルの
テンプレートも後半に掲載されています。
見た感じ、少しばかりのカスタマイズを加えれば、どのような業種・業態にも対応できる完成度の高い帳票類です。

飲食店のマニュアル本は多く出版されていますが、比較的出版年次も新しいことから、今の経営環境にとってフィットした現場の飲食店のノウハウを吸収する事ができる一冊だと感じました。