1,800円以上の注文で送料無料

がく×ぶる(1) の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

家族愛って、こんなに切なくて甘酸っぱくて、ときめくものだったのか……って違うよ!

この作者の『円卓生徒会』シリーズを楽しんでいる読者諸兄ならば本作も充分に楽しめる、実に作者らしいノリの作品である。重度の女性アレルギーにより、女の子に近づくだけで足は「がくがく」体は「ぶるぶる」震えちゃう主人公【御影美千緒】が、これを克服すべく、目下のヒロイン【夙川可夢偉】と頑張...

この作者の『円卓生徒会』シリーズを楽しんでいる読者諸兄ならば本作も充分に楽しめる、実に作者らしいノリの作品である。重度の女性アレルギーにより、女の子に近づくだけで足は「がくがく」体は「ぶるぶる」震えちゃう主人公【御影美千緒】が、これを克服すべく、目下のヒロイン【夙川可夢偉】と頑張るのだが、彼女が積極参加するには訳がある。そして、この2人の接近を見逃せないのが美千緒の姉と妹という展開。姉の【ウテナ】はキャラ設定がモーガン姉さんとほとんど同じで、器量も容姿も完璧超人ながら重度のブラコン。双子の妹【ななみ】も未だ無自覚ながら同様の気配がある。実は美千緒のアレルギーよりも、この家族愛(?)の展開の方がキモになってくるような後半である。そのためタイトルの意味合いは今後様々な解釈で用いられる可能性が出てきており、次巻以降の展開を楽しみなものにさせている。その意味で本巻はまるまる序章なのかもしれない。ちなみに、可夢偉の姉【沙耶】もまたウテナと対を成す完璧超人なのだが、美千緒の名前を覚えないところなどがまるで伊達先輩であり、『円卓生徒会』っぽい雰囲気をここでも醸している。

DSK

2015/10/21

主人公の御影美千緒(みかげ・みちお)は、女の子に触れると「がくぶる」してしまう女性アレルギーの持ち主です。彼の家には、女子大生にしか見えない巨乳母・御影真理亜(みかげ・まりあ)、オッパイ攻撃で女性アレルギーの美千緒を死の寸前に追い込む黒姉・御影ウテナがいて、心の休まる暇がありませ...

主人公の御影美千緒(みかげ・みちお)は、女の子に触れると「がくぶる」してしまう女性アレルギーの持ち主です。彼の家には、女子大生にしか見えない巨乳母・御影真理亜(みかげ・まりあ)、オッパイ攻撃で女性アレルギーの美千緒を死の寸前に追い込む黒姉・御影ウテナがいて、心の休まる暇がありません。そんな彼が唯一女性アレルギーを発動しない双子の妹・御影ななみも、美千緒に禁断の恋心を抱く重度のブラコンです。 そんな美千緒は、女性アレルギーを克服しようと、共学の私立第三白泉学園に進学しました。そこで彼は、夙川可夢偉(しゅくかわ・かむい)という可愛い少女に出会います。美千緒の親友・岡本三十郎が、美千緒の女性アレルギー克服の手伝いをしてほしいと可夢偉に願い出たことで、美千緒と可夢偉の交流がスタートします。しかし、じつは可夢偉は、男性を人間として見ることができない「男性不感症」にかかっていました。 さっそく、三十郎のプランニングによる美千緒の女性アレルギー克服作戦が実行されることになります。その中身はというと、要は美千緒と可夢偉がイチャイチャして、女性に慣れさせようというシンプルなものでした。ところが、そのことを知った美千緒の姉・夙川沙耶(しゅくかわ・さや)は、おかしな修行に清純な妹を巻き込むわけにはいかないと、美千緒と可夢偉の間を引き離そうとします。可夢偉を失いたくないという思いは、女性アレルギーが発症して以来眠っていた、美千緒の超人的なパワーを目覚めさせることになります。 主人公が女性アレルギーという点では、あさのはじめ『まよチキ!』と同じだけれども、あっちの坂町近次郎がカッコいいというには若干微妙なメガネ男子なのに対して、こっちはショタ可愛い男の子という設定になっています。とりあえず、ショタ可愛い男の子に、周りの女の子たちがエロっちいアプローチを仕掛けてくるという話でした。

Posted byブクログ

2013/06/22

全5巻完結。 女の子の露出多めで、判る人にしか受けない小ネタが散らばった、インモラルな話。ある意味問題作。 ウテナは好きになれないな。ナガレがヨイジョ。 続編「あねもね☆ろわいやる」が有るらしい。

Posted byブクログ

2011/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幻狼でアーサー王の話書いてる人だよね? 硬軟の使い分けっぷりがすごいなあ。 萌え系ラブコメ、勢い系で、すんなり読めた。

Posted byブクログ

2011/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公が最後かっこよかった。前作、円卓生徒会のときもそうだったけど、このひとの書くお姉ちゃんキャラってほんと可愛くて魅力的。誰も悲しまない感じの円満エンドで終わってほしい・・・。イラスト、表紙だけじゃなくて中の挿絵も丁寧に書いてほしかった。

Posted byブクログ

2011/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みました. 見た目はかわいい男の子なのに,女性アレルギーで女性に触れられない御影美千緒. 中学では男子校へ通っていたので野郎共から告白される日々を送っていた. 唯一触れられる女性というのが双子の妹のみ. このままでは駄目だと一念発起して高校からは共学校へ通うことに. だが入学式でいきなり痙攣・失神をしてしまい 見かねた親友,岡本三十郎の提案で学年一の美少女・夙川可夢偉と共に過ごして 恐怖症を克服しようとすることに…. というわけで天然お嬢様の夙川可夢偉と過ごしてると 弟に毒を吐きながらも実は可愛がりたい姉・ナユタ 双子の兄が変な女とつるんでると面白くない・ななみ 妹が変な男といることを良しとしない姉で生徒会長・沙耶 なんかも絡んできて大変なことになる,と. 面白かったよ. 続いてるようなんで続きも読んでみよう. しかしガクガクブルブルの略かと思ってたらまさかダブルミーニングだったとは….

Posted byブクログ