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北條龍虎伝 の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2021/01/12

再読。 爽やか歴史青春もの。 シリーズとして続いても良さげなキャラクター達。 ツボを押さえた演出に興奮し、時には鳥肌。 何故、関東に公方が二人いるのか?からの説明が長いこと。そこは斜め読みしてしまった。 その説明を省いてでも、もう少し氏康、綱成の物語を読ませて欲しかったなぁ。

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2015/01/12

北条氏康と北条綱成の物語。 クライマックスは、河越夜戦。 しかし、氏康に知性・胆力が感じられず、あまり爽快感はない。

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2014/10/28

氷龍・北條氏康と焔虎・北條綱成の絆を描く。 川越夜戦直前の氏康の苦悩、綱成の決心を若き日々と共に描く。 父・氏綱や風魔小太郎なども魅力的!!

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2013/06/25

北條竜虎伝 海道龍一朗さん作品の”お試し本”として買った本。 題名から、後北條氏の創業から隆盛期までの話かと 思っていましたが、氏康の成長の物語でした。 戦場描写は、魚鱗の陣・鶴翼の陣などかなり詳細で臨場感がありました。 ただ、氏康の気持ちにフォーカスが当たり過ぎて、こじ...

北條竜虎伝 海道龍一朗さん作品の”お試し本”として買った本。 題名から、後北條氏の創業から隆盛期までの話かと 思っていましたが、氏康の成長の物語でした。 戦場描写は、魚鱗の陣・鶴翼の陣などかなり詳細で臨場感がありました。 ただ、氏康の気持ちにフォーカスが当たり過ぎて、こじんまりとした 小説になってしまった気がしました。 話運びはとても上手で、引き込まれていきますので 別の作品も読んでみたいと思います。

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2013/04/28

北條氏康と綱成を中心とした、河越夜戦までを描いた歴史小説。 あまり書かれることの無い、北條二代氏綱について書かれているのが面白い。あと、風魔が氏康の配下についたという部分が良い感じの山。 読みやすいが、ちょっと細かく書き込んでいる所をさっくり説明(笑)の落差があるかなと。

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2012/06/02

王道展開でしたが、面白かったです。逸話より創作重視な印象ですが、ドキドキしたり笑えたりしたので気になりませんでした。 氏康の若い頃のお話だけど、性格が真面目で大人びている(笑)逆に相棒の綱成はまっすぐで不器用(好きですこういう人!)、もちろんいいコンビですが他の登場人物もいい。 ...

王道展開でしたが、面白かったです。逸話より創作重視な印象ですが、ドキドキしたり笑えたりしたので気になりませんでした。 氏康の若い頃のお話だけど、性格が真面目で大人びている(笑)逆に相棒の綱成はまっすぐで不器用(好きですこういう人!)、もちろんいいコンビですが他の登場人物もいい。 お父さんもすごい人だったんだなーとわかる本。あと関東史のおさらいも出来ました。 最後の河越夜戦までの下りは胸が熱くなり思わず涙が…! 戦国の模範生とも言える北条氏康の小説、バランス良くて基礎知識も載ってるので(笑)戦国好きさんにはおすすめです(……鎧の場面はちょっとアレってなりましたが、まあいいのかなー?)

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2012/05/02

戦国三大奇襲戦のひとつ、「河越夜戦」に向かっていく北条氏綱・北条氏康・北条綱成を中心に描いた、後北条氏の物語です。最終章に向けての盛り上げ方は、うなります。

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2012/04/21

後北条氏第3代目当主の北条氏康と、その義理の弟 綱成が主人公。 風魔小太郎も出てくる。 氏康が十歳辺りのときから主な話が始まる。 彼と綱成の成長、そして予想外に熱い友情が描かれている。

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2011/11/24

北條家三代目・北條氏康と猛将・北條綱成の少年時から河越夜戦までを描く、後北條家の物語。 初代早雲と二代氏綱から亘る「三代にして関八州に覇を成す」「人こそ、財(たから)」の家是。 氏康と綱成の幼い頃からの繋がりを中心に書くことにより、北條がそれを支える人々によって成されたかが浮か...

北條家三代目・北條氏康と猛将・北條綱成の少年時から河越夜戦までを描く、後北條家の物語。 初代早雲と二代氏綱から亘る「三代にして関八州に覇を成す」「人こそ、財(たから)」の家是。 氏康と綱成の幼い頃からの繋がりを中心に書くことにより、北條がそれを支える人々によって成されたかが浮かび上がりました。風魔小太郎の扱いも奇抜な忍扱いされてなくてよかった。 また、氏綱の当主としての手腕やその姿勢もしっかりと書かれていて、優れた二代目がしっかりと伝えたからこその三代目だとわかります。 後北條家は民政に優れた家という印象ですが、当たり前のようでいて難しく、民ではなく己を戒める家訓が受け継がれ、実践されてきたからこそ、内にも外にも強く、関東に覇を成せたのでのでしょう。その家訓は今にも通ずる言葉ばかりです。

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2011/06/27

数少ない北条氏康・綱成を描いた小説。秀筆です。時は1545年、舞台は日本3大奇襲戦の一つ『川越夜戦』。西方より今川義元・武田晴信、南方より里見が睨みを利かし、東方より関東管領上杉憲政・古川公方など八万五千の大軍。四面楚歌の状況。川越城を死守するは地黄八幡”焔虎”北条綱成わずか三千...

数少ない北条氏康・綱成を描いた小説。秀筆です。時は1545年、舞台は日本3大奇襲戦の一つ『川越夜戦』。西方より今川義元・武田晴信、南方より里見が睨みを利かし、東方より関東管領上杉憲政・古川公方など八万五千の大軍。四面楚歌の状況。川越城を死守するは地黄八幡”焔虎”北条綱成わずか三千。小田原城の三代目”氷龍”北条氏康は人を取るか、城を取るか悩み苦渋の決断をする。物語は二代目氏綱の代、氏康・綱成の幼少の頃から兄弟として契りを交わし成長していく描かれているんだけど、エピソードは豊富にあり風魔小太郎も登場してとても面白い。ただ物足りないのは川越夜戦の描写が少なかったことかな。大長編にしてもっと長くてもよかったのだけれども。以降の関東三国志のエピソードも書いてくれると嬉しいな。 

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