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虚構機関 の商品レビュー

3.6

27件のお客様レビュー

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2023/05/24

小川一水「グラスハートが割れないように」 山本 弘「七パーセントのテンムー」 田中哲弥「羊山羊」 北國浩二「靄の中」 円城 塔「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」 中原昌也「声に出して読みたい名前」 岸本佐知子「ダース考 着ぐるみフォビア」 恩田 陸「忠告」 堀  ...

小川一水「グラスハートが割れないように」 山本 弘「七パーセントのテンムー」 田中哲弥「羊山羊」 北國浩二「靄の中」 円城 塔「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」 中原昌也「声に出して読みたい名前」 岸本佐知子「ダース考 着ぐるみフォビア」 恩田 陸「忠告」 堀  晃「開封」 かんべむさし「それは確かです」 萩尾望都「バースディ・ケーキ」 福永 信「いくさ 公転 星座から見た地球」 八杉将司「うつろなテレポーター」 平谷美樹「自己相似荘(フラクタルハウス)」 林 譲治「大使の孤独」 伊藤計劃「The Indifference Engine」 「七パーセントのテンムー」は保有する「シュレディンガーのチョコパフェ」(早川文庫)に所収。

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2019/01/12

Amazonの著者データはゴミ(定期) 選定自体分母が少ないだろうから仕方ないと思うが SFって偏ってるなあ ジャンルファンでしか楽しめない そんな中で円城伊藤はとにかく個性的であり価値あり大いに期待 というか早く文庫落ち願います早川殿

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2018/11/13

「傑作選」の名に相応しい、粒揃いの作品集でした。 これはちょっと・・・、という作品がなかったです。 日本国内のSF作品は、神林長平氏の作品くらいしかまともに読んでいなかったので、質の高さに驚かされました。 このような作品が刊行されたということが、素直に喜ばしいです。 こういった...

「傑作選」の名に相応しい、粒揃いの作品集でした。 これはちょっと・・・、という作品がなかったです。 日本国内のSF作品は、神林長平氏の作品くらいしかまともに読んでいなかったので、質の高さに驚かされました。 このような作品が刊行されたということが、素直に喜ばしいです。 こういった作品は「入り口」としてとても重要だと思うので。 がっちがちのハードSFに軽い感じのライトSF、ほのかなSFの香りが漂うのみ、という作品に至るまで、本当に幅広い作品が揃っています。 これはもう、選者のお二人に心から拍手を送るのみです。 やっぱ、SFというジャンルは、切れ味鋭い短編がよく似合います。 もちろん、ハードな長編というのも読み応えがあって好きなんです。 けれどそれは、ファンだからこそのものであることも事実だと思うのです。 SFというジャンルに限らず、もっとも純粋な形でその魅力を提示できるのは、やはり短編です。 ギリギリまで削ぎ落とされているからこそ、その魅力がより一層際立つのではないでしょうか。 これからも、毎年刊行され続ける事を願います。 そして、SFだけじゃなくファンタジィでもやって欲しいなあ、なんて。 でも、国内ファンタジィの現状を考えると、残念ながらちょっと難しいのかもしれないなー。

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2017/10/25

2007年のSF傑作選。古書で見かけたので購入。 良いなーと思ったのものは、作家の名前で買った別のアンソロジーなどで既読だった。

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2016/09/03

萩尾望都 バースデーケーキ 伊藤計劃 the indifference engine 二人目当てで読んだけど、それ以外の方のが合わなかった

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2015/07/18

新しいSF作家と出会うためのカタログみたいでいいかなと思ったんだけど、それぞれの作品が私には短かすぎたみたい。作品に入り込む前に終わっちゃった感じで残念。

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2014/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 2007年の日本SFの精華、選りすぐった16作を収録。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2013/06/23

2007年に発表されたSF作品の短篇集ですが、割と不思議系の作品が多いなあと思いました。特に気に入ったのは北國浩二「靄の中」でした。この作家さんの作品を読むのは初めてですが、ひねりの効いた宇宙人侵略もので中々楽しめました。

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2012/06/28

大森望・日下三蔵両氏による、2007年のSF傑作選。日本SFにはアンソロジーが少ないが、総合的な年次傑作選は筒井康隆氏の「日本SFベスト集成」以来32年ぶりだそうな。 さすがにベスト作品の寄せ集めだけあり、読んでて飽きない。小川一水氏、山本弘氏など知っている著者だけでなく、SFで...

大森望・日下三蔵両氏による、2007年のSF傑作選。日本SFにはアンソロジーが少ないが、総合的な年次傑作選は筒井康隆氏の「日本SFベスト集成」以来32年ぶりだそうな。 さすがにベスト作品の寄せ集めだけあり、読んでて飽きない。小川一水氏、山本弘氏など知っている著者だけでなく、SFでないものやなんだか訳のわからない作品もあったが、面白いのが意外である。 萩尾望都氏の漫画は久しぶりに読んだ。最近SFはあまり読んでいなかったが、こうした傑作選から面白そうな作家をたどる事が出来て今後読みたいと思う作品が出て来た。 どれも面白いが、恩田陸氏の短編と円城塔氏の8編が良かったかな。 次の2008年傑作選を読書中。

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2012/05/28

SF好きではないけれども、一般的にSFの範疇に括られる作品を読むこともあるし、宇宙や異星人や超能力やらSF風のガジェットは大好きという程度の人間としては、この2007年の日本SF作品アンソロジーを読んでみると、昔からのイメージと変わらないSFをしてるなあなんて思ってしまうのだった...

SF好きではないけれども、一般的にSFの範疇に括られる作品を読むこともあるし、宇宙や異星人や超能力やらSF風のガジェットは大好きという程度の人間としては、この2007年の日本SF作品アンソロジーを読んでみると、昔からのイメージと変わらないSFをしてるなあなんて思ってしまうのだった。個人的にはある種ストレートなオチが良い「靄の中」(北國浩二)、個人的に大好きな怪異に科学的に立ち向かうというスタイルの「自己相似荘(フラクタルハウス)」(平谷美樹)、一気に読ませてしまう物語としての力に溢れた「The Indifference Engine」(伊藤計劃)が良かった。あとなんとなく好きなおもちゃを与えられてはしゃぐ子供を見守る様なそんな微笑ましい気持ちにさせてくれる編者の大森望の序文も。

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