GIANT KILLING(vol.09) の商品レビュー
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タッツミーのガッツポーズ、カッコイイ。これぞまさに、ジャイアントキリング!試合を分けたのは、監督の采配と一人のFWのとしての意地。FWの色が出た試合だった。そして、いち早くETUの変化、椿の存在感に気付いたライターの藤澤による椿のルーツを探る旅はまだまだ続く?
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対大阪ガンナーズ戦。追い上げるETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)、赤と青の激闘決着!! 戦術を超える選手こそ、監督の喜びだ!! キーマン・椿(つばき)の故郷も探訪!? 追い上げるETUの勢いが、ガンナーズ監督ダルファーの信念を揺るがせる! 達海(たつみ)の見据える“先”...
対大阪ガンナーズ戦。追い上げるETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)、赤と青の激闘決着!! 戦術を超える選手こそ、監督の喜びだ!! キーマン・椿(つばき)の故郷も探訪!? 追い上げるETUの勢いが、ガンナーズ監督ダルファーの信念を揺るがせる! 達海(たつみ)の見据える“先”に向けて、ETUが走り出す!! 試合後は、椿くんのド田舎(いなか)すぎる故郷が舞台ですよ。(Amazon紹介より)
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大阪戦の結末と、そこでのプレーから椿選手のルーツを探りに足を運んだ記者・藤澤、そして五輪代表に選ばれた赤碕と物語は進展している。 リーグ戦である以上、一つ試合が終わっても次がくるという構図があり、どうしても一つ一つの試合の密度と巻全体の密度に差が生まれてしまうところがやや惜し...
大阪戦の結末と、そこでのプレーから椿選手のルーツを探りに足を運んだ記者・藤澤、そして五輪代表に選ばれた赤碕と物語は進展している。 リーグ戦である以上、一つ試合が終わっても次がくるという構図があり、どうしても一つ一つの試合の密度と巻全体の密度に差が生まれてしまうところがやや惜しくもある。 とはいえ、内容的には非常に良く、星五つは間違いないところだろう。しかし、長らくフューチャーされている椿選手もそろそろ大きく羽ばたいていいころだが、さてどうなるやら。
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勝ったどーーー!長かったなぁ、VS大阪。椿くんはそのうち監督もやれるようになるんじゃない?あ、でも性格的にちょっと厳しいか!?(笑)五輪代表に選ばれた彼、区別のつかないメンツの1人(笑)
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ジャイキリのいいなーって思うところは、一人だけを取り上げるんじゃなくそれぞれが考えて覚悟決めてやってるっていうのが分かるところだなー… 世良ようやったぞお前…っていう親心が湧いてくる
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大阪ガンナーズ戦を3-2の逆転勝利で終え、続く大分戦も勝利。フリーライターの藤澤が椿のルーツを巡る旅へ出たり、赤崎がオリンピック日本代表の予選メンバーに招集されたり、そして千葉戦へ。 印象に残ったシーンは、椿の突破から生まれたセットプレーでジーノのFKからの杉江の同点弾のゴールシーンもさることながら、後半ロスタイムに魅せた世良の泥臭い逆転ゴールシーン。才能を持たない自分が「なぜ自分がピッチに立っていられるのか?」結果を出せない自分に対して、自問自答を繰り返していた世良がようやく結果を出す。
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対大阪戦。前半からパスミスが続いていたジーノだったが、それは椿と大阪の守備的MF平賀を競わせ、平賀の体力を消耗させるための達海の策だった。ダルファー監督はこれを察知し、確立されたスタイルを取り下げて平賀とハウアーを下げるように指示を出すが、その直前に椿がFKを得、ジーノが杉江に合わせて同点ゴールをあげる。 さらにがむしゃらにゴール前に詰めていた世良が、終了間際に勝ち越しゴール。ついに連勝街道まっしぐらの大阪を破る。 読者全員ETUサポーターにする気かっ。 試合後は椿のルーツを巡る藤澤の取材日記。
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サッカーを観る楽しみってもちろんたくさんあるし、楽しみ方も当然、人それぞれなわけで…。 その中から2つ挙げるとすると… ①地域密着 …例え弱くても地元のクラブを愛して、応援し続けることの醍醐味ってあるなと。Jリーグ創成期の浦和レッズなんて、一番の例かと。 ②リーグ戦での星取り合戦 …1回負けたからといって終わりではなく、長期的な目で、シーズン順位の行方に一喜一憂できること。 …ここ数年で、高校サッカーにもリーグ戦や一部二部制が導入されてるのは、その証であると言えるだろう。 本作『ジャイアントキリング』には、そのどちらの要素も備わっているのが、嬉しいところ。 まず、プロリーグが舞台だというのがイイ。従来の“部活モノ”のようなトーナメント戦ではなく、試合描写に偏ることなくドラマの幅が広がるから。 ……ひと大会が数日~2週間程度で終わる従来の高校サッカーが舞台では、人間的な成長を描くのにも無理が生じるもの。そして、“試合描写は熱くてもさしたるドラマは無い”作品ができあがってしまう、と。 『キャプ翼』…少年時代には、必殺シュートの数々に熱中したけど…大人が楽しみ味わうモノでは無いよね。“少年漫画の良作”だとは思うけど。 『ホイッスル』…サッカー描写は面白かったが、ドラマは腐女子向け?浅くは無いが感情移入できず。 『イレブン』…リアルだけど、退屈。 『かっとび一斗』…サッカーというより拳法漫画(笑)。 『ファンタジスタ』…サッカー描写は最高。コレで描かれるサッカーは、現時点で一番好き。でも、ドラマは…ありはしたけど…て感じ。 『俺たちのフィールド』 …少年サッカーからW杯へ…と、10数年を描いただけあって生まれた数々のドラマは、どれもアツかった。 …サッカーを題材にした漫画では、トータルすると一番好き。 『Jドリーム』 …人間ドラマは、まあ、“そこそこ”以上“最高”未満、といったところ。 …試合描写は一部を除いて極めてリアル、それでいてアツい。 …W杯最終予選の闘いは、上述の“星取り戦”が、緊迫した心理状況の中でのドラマを盛り上げた。 本作『ジャイアントキリング』は、トータルすると、それらのどれをも上回ってくれそうな予感。 本巻後半の、椿くんのエピソードには、胸が熱くなった(^-^)v。 次に…サポーター目線でのドラマがまた、イイ。 ETUを応援するサポーター集団と再結集したオールドファンの確執は、どちらの言い分も理解できるので、今後のなり行きが楽しみ。 (本日、7~9巻読了時点) ★4つ、9ポイント。 2013.03.07.書。
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大阪戦決着。 1点を返したETU。 ここから反撃に出るETU。 どんな幕切れになるのか。 そして、椿の話が始まる。
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大阪戦決着。椿すげー!わはっ。 フリーの記者は椿のルーツを辿る。この先もっと化けそうな椿が楽しみです。
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