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プラトン哲学入門 の商品レビュー

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2012/07/27

 この本を用い、障害者をテーマに小論文を作成した。古代ギリシャに福祉という考え方はなかったことから、現代の障害がプラトンにおいてどう考えられているのか検証した。死をもってしか解放されることのない治る見込みのない病だと表現されていると推測しつつ、プラトンの論法に沿っていき、現代の障...

 この本を用い、障害者をテーマに小論文を作成した。古代ギリシャに福祉という考え方はなかったことから、現代の障害がプラトンにおいてどう考えられているのか検証した。死をもってしか解放されることのない治る見込みのない病だと表現されていると推測しつつ、プラトンの論法に沿っていき、現代の障害者支援を知者と関連づけて考えた。  私的な解答として、悪害と呼ばれるものを悪害たるものにしているのはプラトン達であり、知者により悪害は中間的存在に上昇し、健常者の前提である、幸福のために生き始めることが可能だとした。

Posted byブクログ