「批評」とは何か? の商品レビュー
宮川淳『美術史とその言説』 『シミュレーショニズム』 『探偵小説と記号的人物』 音楽批評 ・音の形容・修飾 ・感動の表現 ・資料的なバックアップ 三浦俊彦『環境音楽入悶』 大谷『貧しい音楽』 近藤『線の音楽』 ケージ『サイレンス』 サイード『音楽のエラボレーション』 テオドー...
宮川淳『美術史とその言説』 『シミュレーショニズム』 『探偵小説と記号的人物』 音楽批評 ・音の形容・修飾 ・感動の表現 ・資料的なバックアップ 三浦俊彦『環境音楽入悶』 大谷『貧しい音楽』 近藤『線の音楽』 ケージ『サイレンス』 サイード『音楽のエラボレーション』 テオドール『不協和音 管理社会における音楽』 秋山『現代音楽をどう聴くか』
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カルチャー・スクール「BRAINZ」の講義録本。「批評よくわからない」というスタンスで話が進められながら、文体、価値観、引用、ジャンルの横断/通底、語彙、相対評価など、重要な要素を多く取り上げていて気付きも多かった。 批評に限らず、文系のサブカルくさい学問界隈を楽しむための訓...
カルチャー・スクール「BRAINZ」の講義録本。「批評よくわからない」というスタンスで話が進められながら、文体、価値観、引用、ジャンルの横断/通底、語彙、相対評価など、重要な要素を多く取り上げていて気付きも多かった。 批評に限らず、文系のサブカルくさい学問界隈を楽しむための訓練にもなるような気がする。批評的にモノを見るのが好きな人ならなおさら 本書を読んで「作品:批評=大作品:小作品」の関係、さらには、「ある批評とそれに対する批評の関係で、作品性が縮小していく現象とその効果」というのに注意が行って、それから頭から離れなくなってしまった。近いうちにパラパラとめくりながら思索せやう。
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その名の通り、「批評」という行為、表現とは一体何なのか、どうして書くのか読むのかと考える人すべてにおすすめしたい。BRAINZでの授業の内容が字に起こされているので、口語体で読みやすく、冗長な本質の反復(あとがきより)によりエッセンスは心に深く書きつくことだろう。一度読んで終わり...
その名の通り、「批評」という行為、表現とは一体何なのか、どうして書くのか読むのかと考える人すべてにおすすめしたい。BRAINZでの授業の内容が字に起こされているので、口語体で読みやすく、冗長な本質の反復(あとがきより)によりエッセンスは心に深く書きつくことだろう。一度読んで終わりというよりは、何度も読み返すことで得るもの、感じるものが多い書であると思う。
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