有機ELと最新ディスプレイ技術 の商品レビュー
かなり絵に描いた餅な所がある。全く実現してないか、今となっては無理だろうって話がある。有機ELの事が少しわかった気になれた。
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最近のディスプレイ関係(液晶、プラズマディスプレイ、有機EL関係)の中で、有機ELを中心とした説明は非常に分かりやすい方だと思う。 内容は、1章で、有機ELとは何か、ブラウン管なども含めたディスプレイ全体を説明し、2章ではエネルギーが光に変わるとして、光発光、電気発光、化学発光...
最近のディスプレイ関係(液晶、プラズマディスプレイ、有機EL関係)の中で、有機ELを中心とした説明は非常に分かりやすい方だと思う。 内容は、1章で、有機ELとは何か、ブラウン管なども含めたディスプレイ全体を説明し、2章ではエネルギーが光に変わるとして、光発光、電気発光、化学発光、生物発光等を紹介している。3章は有機ELの話となり、3章は、構造、素材、方式などの違いの説明、4章は原子核の電子のエネルギー差の説明から、有機ELの発光の原理をわかりやすく解説している。これは本当によかったと思う。5章は液晶、6章はPDPについて説明している。 有機ELの原理を知りたくて、最新のディスプレイ技術全体像を知りたい人にとっては良い本だと思う。余談だが、著者の斎藤勝裕さんは、有機化学等でもわかりやすい本を書いており、本書でもわかりやすく説明する技術が生かされていると思う。
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