ジョニー・ザ・ラビット の商品レビュー

東山彰良【著】

2010/10/01

ハードボイルド、というのかな？　少しアウトローで破滅的な雰囲気も漂わせた作品です。メインの物語は復讐劇。少し陰惨な部分もあります。
ただし、主人公が兎。兎の国が舞台とかじゃなくって、人間の世界で生きている兎なので、特殊な能力があるとかいうわけではぜんぜんありません。あまりたいしたことできないんじゃないの？と思いきや……けっこうやるよなあ。でも可愛らしさはほぼありません（苦笑）。

2010/09/28

オバさん年代の九州では男尊女卑の風潮が根強く
女子もそういう扱いをされる時が多々あったので
主人公が兎であることには、さほど違和感は感じなかったデス。
ジョニーが感じる自分は『兎』っていう無力感
『兎』だけれども！って心意気
そして気持ち良さに流されそうになるあたりには
むしろ親近感を抱きまシタ。
「男」であろうとしているジョニーには不本意デソけど（笑。

ラスト、ジョニーは「男」みせてくれまシタ。
だからきっとこれはハッピーエンド。ある意味。

2010/05/14

「このミス2010」の１３位作品。

人間になりたかった、孤独な探偵ウサギ、ジョニー・ザ・ラビット。
しかもマフィア（の元ペット）。
表紙もなんかいい雰囲気。

と思って購入したのだが、ちょっとついていけなかったかな……

2010/05/12

ジェットコースターみたいな本。

話が動き出すまで、結構かかります………が、割とすんなりと読めちゃいます。
なんというか、テンポが速いというか、勢いが良すぎるというか……
いろんな意味で凄いです。

2011/09/03

ハードボイルドなんだけどウサギ。わかってて借りたはずなんだけど、翻訳ものだっけと思ってしまった。笑えるし、寂しいし。キュートだけれど退廃的で根性もあります。

2010/05/08

粋で小気味よくてちょっと下品だけどハードボイルドな兎の探偵物語。
人間になりたかったジョニーは飼主の復讐に燃えるもなぜか飼主を殺した男に飼われるはめに!?
面白かったけどちょっと微妙なところもありました。

2010/05/03

ラビッチって言葉にハマった!!

内容が．ちょっと激しいかな…
でも．その表現が面白かった♪

とりあえず．ジョニーが格好良い!!

2010/04/10

ラッキーボーイが出てくる辺りから物語が加速した感がある。なんとなく独特な文体と突飛な設定がマッチしていて、淋しげなオチといい結構なハードボイルド。
それにしてもラビッチという言葉が気に入りすぎて連呼したくなる。というかした。

2010/06/11

ジョニーというウサギが主人公。
ウサギが探偵でハードボイルドものってどんなものかと思ったけど、なかなかおもしろくて一気に読み終わった。

2010/02/27

ハードボイヅドな探偵ジョニー
実は・・・兎（笑）
殺された元飼い主、マフィアのボスのカタキを討とうとするが・・・

まぁ「ハードボイルド探偵なウサギがいたら面白いんじゃね？」っていう
ワンアイデアで書かれたんじゃないかなぁって思わせる
そんな内容（笑）