佐藤さとるファンタジー童話集(Ⅵ) の商品レビュー
もし鉄塔文学というジャンルがあるならば、間違いなくその金字塔として読み継がれるべき名作中の名作。 佐藤さとるの代表作コロボックルシリーズの陰に隠れてしまっているが、むしろ、この本にこそ、佐藤さとる節が冴えわたっている。 日常視界に入ってくるリアルな風景や息遣いの中にいつの間に...
もし鉄塔文学というジャンルがあるならば、間違いなくその金字塔として読み継がれるべき名作中の名作。 佐藤さとるの代表作コロボックルシリーズの陰に隠れてしまっているが、むしろ、この本にこそ、佐藤さとる節が冴えわたっている。 日常視界に入ってくるリアルな風景や息遣いの中にいつの間にか、ファンタジーがまぎれこんできて、不思議な手触りと足跡を心の中に静かに残していく物語。読み返す度に違った風景が見えてくる一冊。
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最初に読んだのは、小学生か中学生か。一気に読んだ後、とてもシアワセな高揚した気持ちになったのを覚えている。その後、フロに入った時もまだ考えていた。ミサオ姉ちゃんがステキだ。
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