明日香幻想-玉響の章- の商品レビュー

朝香祥(著者)

在位１３年を数える田…

[文庫ＯＦＦ]

在位１３年を数える田村大王は、病床にあった。そして次代の大王の地位をめぐって不穏な空気がながれていた。そんな時多臣品治は大海人王子の側仕えを命じられる。ところが大海人は品治を歓迎していない様子。しかし品治は大海人と接していくうちに彼の孤独な心中を知ることになる。

大海人皇子（おおあま…

[文庫ＯＦＦ]

大海人皇子（おおあまのみこ）と彼に仕えることになった多臣品治（おおのおみほんじ）の話。歴史的に言うと大化の改新の少し前が舞台になってます。葛城王子（後の中大兄皇子＆天智天皇）やら蘇我蝦夷やらも出てきます。大海人の出生の秘密や、品治の大王とのやりとり、大海人に昔から使えている人々の意味深な行動など、見所たっぷりです。

奈良に都が会った古代…

[文庫ＯＦＦ]

奈良に都が会った古代の日本を舞台に繰り広げられる、陰明師と物の怪の息詰まる戦い。果たして、紅蓮の玉は、仏の力を宿しているのか！

特にやりたい事も無く…

[文庫ＯＦＦ]

特にやりたい事も無く、夢も抱けない少女。ある日、魔法の小箱を手に入れて…

2013/12/28

大海人王子に仕えることになった品治。実は、大海人は聖徳太子の血を引く死んだとされる異父兄と入れ替わっていた。

以前は夏嵐をおもしろく読んだのに、あんまり入り込めなくなっている・・・。

2009/10/08

なんだかなー。歴史小説に読者が求めるものとかなり違ってるというか。
もっと政治色を出して欲しいし、その時代のロマンをもっと出していってほしいなー。
これだと、時代を読む意味がないし、そもそも大海人を描いてる意味ないじゃん！
時代の息吹みたいなのをもっと出してほしいなー。

2009/10/07

豪族の長男、品治は、大王の末子・大海人王子に仕えることになる。だが、王子は品治に心を開こうとはしない。しかし、ある事件をきっかけに大海人の孤独な心を知った品治は！？天武天皇の時代のお話。こ時代ものにしては読みやすい。主従愛なお話。

2009/10/04

明日香幻想シリーズ1巻。このシリーズは後の天武天皇である大海人皇子と、その従者品治が主役です。大海人がまたクセのあるキャラクターで私は大好きです（笑）

2009/10/07

天武天皇の描かれかたとしては、まぁたいていわかりやすい弟属性（井上靖『額田女王』のためしもあるが）なのだが、とりあえず、今回はその傾向に、いろんな意味で拍車をかける内容である。少なくとも、悪くはない。
しかし、天智・天武に主眼をおくとこうなるだろうとは思うのだが、それにしても珍しく山城大兄王が悪役なのが興味深い。彼は聖域だったからな……。

2009/10/04

人生を変えた一冊。これで大学受験に合格しました。大海人王子の青年期のお話ですが、『日本書紀』の「壬申紀」マニアにはたまらないと思います。品治の素直っぷりとへたれっぷりがたまりません。王子が好き好き。というワンコっぷり。ツボ。