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千住はぐれ宿 の商品レビュー

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2018/11/07

畠山健二さんの「本所おけら長屋シリーズ」、大好きです。先日、「深川おけら長屋」という作品があることを知りました。シリーズ名は「湯屋守り源三郎捕物控シリーズ」で、岳真也氏の作品です。図書館に№1、2はなくて№3「千住はぐれ宿」から読み始めました。2008.12発行です。本所おけら長...

畠山健二さんの「本所おけら長屋シリーズ」、大好きです。先日、「深川おけら長屋」という作品があることを知りました。シリーズ名は「湯屋守り源三郎捕物控シリーズ」で、岳真也氏の作品です。図書館に№1、2はなくて№3「千住はぐれ宿」から読み始めました。2008.12発行です。本所おけら長屋はおけら長屋の住民の個性が売りのようですが、こちらは、長屋住民の個性の楽しさはあるものの、空木(そらき)源三郎、兄を南町奉行にもつ弟を主役にした物語のようです。まずまずの面白さでした。テンポもいいです。

Posted byブクログ

2013/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湯屋守り源三郎捕物控シリーズ三巻。今回はおけら長屋の住人万馬が湯屋で女客おしなに覗きと間違われ捕まる事件から繋がる。万馬と瓜二つの人物が浮かび上がり、源三郎が取り押さえ解決するが、その件で奉行の兄に呼び出される。前巻でおけら長屋の住人達の活躍で、事件が解決したご褒美に関係者を日光参詣の旅に連れて行けということだが、元下野藤浦藩士の浪人・田所文太夫が巻き込まれた家老の悪事騒動の始末の探索を、目立たぬように探り報告せよとの使命だった。旅立ちにあたり万馬にはおしなから、頼まれたことが有った。 千住宿の旧家・山崎「千疋屋」漆物問屋に嫁いだ妹お絹に、お守り袋と私信を届けてほしいという事だったが、お絹が同行した女目明しのおみつに瓜二つで……千住宿の旧家・山崎と柏屋の争いごとに巻き込まれるが…その真相は?。 三巻目に入りまだぎこちない、会話より情景説明に数行を費やすのに慣れない、会話にリズムが無く情景説明に頼るからか?。主人公となる湯屋守り源三郎の探索の為の町人姿時の、ぐれていた当時のヘラヘラした頼り無さのままの態度・言葉遣い…。作者自身の作品に対する自信のなさがそのまま現れているような、前巻の繋がりでいきなり旅立ちになり長編、前巻を読んですぐでないと浪人・田所の騒動?となりそう。六巻までまとめて買ったのが幸いか…

Posted byブクログ

2011/12/01

だんだんとシリーズが盛り上がってきた 湯屋守り源三郎 敵キャラの設定もすぐれもん 事件の複合的な構成もサスガ! サスガに歴史公証は完璧で分かりやすい 狂言回しのおけら長屋の面々が機能して いる作品です(第3弾)

Posted byブクログ