笑点 第4号 の商品レビュー

日本テレビ放送網(その他)

2011/09/15

45年前の1966年5月15日に始まった演芸番組『笑点』は、おおむね本格的な落語通には半ば嘲笑的に、そうでない一般的なお笑いが好きな方には好意的に見られているのが実情なのかどうか。

私に即していえば、それまでまったく興味も関心もなかったのに、高校で全員女の演劇部には死んでも入りたくなかったため、やむを得ず泣く泣く直観的に≪ひとり演劇部≫の感じを抱いたオチケン(落語研究会)に入部した結果、短期間にものすごいスピードで、落語を実演と映像と音源で見聞きしたり、文献を読むことや自ら演じることによって急速にその世界に突入していった手前、落語通とはとても恥ずかしくて口に出来ないのですが、その頃は生意気にも鼻で笑って、笑点なんかに出ている奴はろくに落語もまともに出来ないタレントばかりだという、真しやかにささやかれる先輩たちの話を信じて疑わずにいたのでした。

昔のことはさておき、いまでは必ず録画して見てから,大笑いしたあと消すというふうに変わって来ています。何年か前には、笑点カレンダーも購入しましたが、これは大相撲の番付表と同じように、期待に胸を膨らませた割にはそれほどではなかったので、両方とも一度きりでした。

それにしても、今の司会の桂歌丸師匠は、ご自身で100周年も迎える気でいらっしゃるようですが、残念ながらそのとき私はすでにこの世にはいませんので、雄姿を拝見することができません、本当に残念です。

この感想へのコメント
1.カーチャ （2011/05/16）
横浜にぎわい座の近くをよく散歩します。
歌丸師匠は地元の人なので、これからもぜひ頑張っていただきたいです。
2.薔薇★魑魅魍魎 （2011/05/18）
ハマといえば、中華街で何度かお食事したのと馬車道あたりを逢い引きした位の貧しい体験しかなく、にぎわい座のうま野毛寄席にも、野毛祭にもまだ一度も行ったことがありません。