しおふきうす の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝ある処に、兄と弟があった。 兄は利口者で金持ちだったが、弟は気が優しくて貧乏だった。弟は嫁さんを貰って、細々とくらしていた。 ある年の大晦日、弟の家では正月を前に、一粒の米もなくなってしまった。嫁さんの溜息を聞き「兄貴のとこさ行って、米一升借りてくるべ」...兄は「何たら情けない奴だ。そんたな、ろくでなしにやる米はない」と言って、弟を追い返してしまった...しかたなく、とぼとぼと山道を歩いていると、見知らぬ白髪の爺様と出会うことになり・・・〟“捨てる神あれば拾う神あり“ を訓話に例えた、むかし話です。
Posted by
長谷川 摂子 (著), 立花 まこと (イラスト) 北欧の昔話を明治期に日本向けに再話されたもの
Posted by
- 1