九州戦国志 の商品レビュー
虎之助一代
書き漏れました。 「虎之助一代」は、南原幹雄氏の作品。 失礼しました。
長束
短編6作品収録
ピント日本見聞記/杉本苑子、与四郎涙雨/滝口康彦、さいごの一人/白石一郎、城井一族の殉節/高橋直樹、虎之助一代、立花宗茂/海音寺潮五郎 短編6作品収録。 出版社の枠を超えて纏められた短編集。 個人的には少し、通常の歴史小説集とは異質な感じ。 何故だろう・・・。
長束
海音寺の立花宗茂目当てで購入したけれど、読み応えのある作品が揃っていてよかった。大友二階崩れ、沖田畷、高橋紹運の岩屋籠城戦、城井宇都宮家と黒田官兵衛、加藤清正の関ヶ原、立花宗茂一代記。大友は外国人のフェルナン・ピントが主人公。どこかでみた名前と思ったら「大航海時代」シリーズに出て...
海音寺の立花宗茂目当てで購入したけれど、読み応えのある作品が揃っていてよかった。大友二階崩れ、沖田畷、高橋紹運の岩屋籠城戦、城井宇都宮家と黒田官兵衛、加藤清正の関ヶ原、立花宗茂一代記。大友は外国人のフェルナン・ピントが主人公。どこかでみた名前と思ったら「大航海時代」シリーズに出てきた航海士の元ネタだったらしい。彼の手記を読んでみたいけど邦訳はあるのだろうか。立花宗茂は作者ご贔屓だったという伊佐美を飲みつつ。安定の海音寺節が心地いい。
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京の都から遠く離れた九州でも戦国の動乱が激しく渦巻いていた!本書は、九州を舞台に活躍した戦国武将のドラマを集めた一冊である。豊臣秀吉が「豪勇の士」と讃えた武将の魅力に迫る海音寺潮五郎の「立花宗茂」、南蛮商人の目を通して「大友二階崩れ」を描いた杉本苑子の「ピント日本見聞記」、名将の...
京の都から遠く離れた九州でも戦国の動乱が激しく渦巻いていた!本書は、九州を舞台に活躍した戦国武将のドラマを集めた一冊である。豊臣秀吉が「豪勇の士」と讃えた武将の魅力に迫る海音寺潮五郎の「立花宗茂」、南蛮商人の目を通して「大友二階崩れ」を描いた杉本苑子の「ピント日本見聞記」、名将の誉れが高い高橋紹運を意外な面からとらえた白石一郎の「さいごの一人」他三篇を収録。文庫オリジナル。 2010.11.5読了
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思い切りジャケ買いしちゃったんですけど… 海音寺潮五郎の立花宗茂、杉本苑子の大友義鑑親子、白石一郎の高橋紹運、滝口康彦の竜造寺家、高橋直樹の宇都宮家、南原幹雄の加藤清正の、九州大名を扱った短編6作品。 …あれ?島津がいない。
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九州!島津四兄弟いるんじゃないか!とウキウキで買ったんですが、半分以上既読だったというオチ。島津居やしない。九州なのに。虎之助一代は一体何冊で出会ったんだ…!それだけ面白いんでしょうが違うカトキヨをば!
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貴重な九州武将の短編・中編集です。 一番興味深かったのは白石一郎氏の「さいごの一人」。 ここでは「信義の将」「義士」として語られる高橋紹運も、彼と間逆の立場の視点から見れば、得体の知れぬうさんくさい人物になる、というやや背筋の寒くなる描写が印象的でした。
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