あなたには夢がある の商品レビュー
「夢」ってなんだろう? 不思議な言葉で、ロマンティックで、希望があって、でも、感傷的な気持ちにもなり、絶望を想像させる。 それだけ魅力的なのだろうな・・・と思います。 ビルは、 成功とは、心の中のイマジネーションの世界で見つけたものを使って、作り上げるもの・・・ と言ってい...
「夢」ってなんだろう? 不思議な言葉で、ロマンティックで、希望があって、でも、感傷的な気持ちにもなり、絶望を想像させる。 それだけ魅力的なのだろうな・・・と思います。 ビルは、 成功とは、心の中のイマジネーションの世界で見つけたものを使って、作り上げるもの・・・ と言っています。 そして、その感動や興奮を追いかけて、 自分が今持っていないものや今は自分には想像もつかないありえないことで、 自分の未来を判断してはいけないことを ビルは、アートを通じて人に見えるカタチにした・・・ それは全く簡単じゃない。 だから、誰しもがこのようなカタチづくりをしようというのではなく、 そのカタチをつくることができることは誰にでも出来て、 そこにある自分の情熱をわかろう・・・感じよう・・・っとするきっかけにしてみてはどうかなと思います。 どうカタチにするかは、それから決めてみたらいい・・・ 気分良くリラックスして、 自分の好きなところで、好きな音楽などを聞きながら この一冊を楽しんでみては・・・
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※このレビューにはネタバレを含みます
ある方向に振り切れた本だな、という印象を受けた。家庭で家を守り続けようとしてくれた母親と、陶芸によってビルさん自身の人生を変えてくれたロス先生の授業、このふたつが基盤となって彼の人世は構成されているように感じた。 「世の中の価値基準を気にしなくていい」「自分の情熱の赴くままに生きればいい」彼の本の中にはこのようなメッセージが多くちりばめられている。必要以上に(笑)しかし、この本によって背中を「かなり強く」押される人はたくさんいるのだろうな、と感じた。しかしそれとは逆にこの本が提示する「価値基準」が重くのしかかり苦しくなる人もいるのだろうな、と思った。 彼が成し遂げたこととして本で取り上げられていることが大きく4つある。クラフトマンズギルド、マンチェスタービッドウェル、ランの園芸場、そして飛行機のパイロット。飛行機のパイロットに関しては少し違和感とやり過ぎ感を感じたが、それ以外の3つは読んでいて楽しかった。地元を愛し、自分が住んでいる地域の人々の状態と自身の体験から自分にできることを直感で取り組み続けている彼の姿勢にはとても感銘を受けた。感銘を受けたと同時に、(自分の頭の中に存在する思い込みとしての)世間の価値観やこの本が提示する価値観に良い意味でとらわれず、「これまで通り生きて行こう」と思った。 最後に、ビルさんの言葉ではないのだが本文中で紹介されていたフレーズでとても感動したものがあったので、載せる。フレッドロジャーズという昔のアメリカのテレビ番組の司会の方の、番組を見ている子供たちに対しての言葉だ。 「きみたちは、ただいてくれるだけで今日という日をすばらしい日にできる。きみたちの代わりは誰にも務まらないよ。ぼくはありのままのきみたちが大好きさ。」Fred Rogers
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2020年20冊目。(三読目) 自社本のため割愛。 =================== 2014年86冊目。(再読:2014年9月26日) 自社本のため割愛。 ==================== 2011年52冊目。(2011年7月3日) 自社本のため割愛。
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この本を読むまで、著者のことも活動している内容も知らなかった。 希望を持ち、情熱を持つことを、貧困や犯罪が氾濫しているマンチェスターの人たちに伝えたいという一つ一つの活動が社会を少しずつ帰るところまで広がっている。 読むべき一冊だと思った。
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夢とは何かを「築きあげたいという望み」のこと。 「あなたの人生を生きるベストな方法は、あなたのこの地球上での目的は、あなたの才能や財力にふさわしい方法でこの世界に変化を生み出すことなのだ、ということを引き受けることです。それは世界の一部をほんとうにすくいあということです」 「私た...
夢とは何かを「築きあげたいという望み」のこと。 「あなたの人生を生きるベストな方法は、あなたのこの地球上での目的は、あなたの才能や財力にふさわしい方法でこの世界に変化を生み出すことなのだ、ということを引き受けることです。それは世界の一部をほんとうにすくいあということです」 「私たちはだれもが、夢をかなえる力を秘めている。その力が発揮できない最大の要因は、その夢は非現実的だ、手が届かない、と自分で思い込み込むこと、あるいは人から思い込まされることだ」
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マンチェスター・ビッドウェル・コーポレーションのビル・ストリックランド氏の著作。 翻訳はNPO法人フローレンスの駒崎弘樹氏。
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http://d.hatena.ne.jp/mos9/20100429/1272552605 http://d.hatena.ne.jp/mos9/20100429/1272553503 http://d.hatena.ne.jp/mos9/20100830/p3
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友人から借りた本 全くもって、自分の進みたい道には優秀な先人達が山ほどいるものだ 勇気をもらいたいならば、読んだ方がいいかな
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はじめに断っておくと、この本のテーマは音楽のJazzではない。著者はスラム街で育ち、陶芸を始め、芸術スクールをたちあげ、貧民街に立派なスクールを作り、貧困(金銭的な貧困だけでなく、精神的な貧困も)の連鎖を断ち切ってきた社会起業家である。 だけど、この本をビジネス書や社会起業家の...
はじめに断っておくと、この本のテーマは音楽のJazzではない。著者はスラム街で育ち、陶芸を始め、芸術スクールをたちあげ、貧民街に立派なスクールを作り、貧困(金銭的な貧困だけでなく、精神的な貧困も)の連鎖を断ち切ってきた社会起業家である。 だけど、この本をビジネス書や社会起業家のコーナーに置くだけにしておくだけにするとしたらそれはあまりにも野暮ったい。Jazzのコーナーや、フランク・ロイド・ライトの写真集の隣や、花のランの写真集の隣に置くことこそふさわしい。この本の、著者の底流にあるメロディーは間違いなくそっちに近いのだから。 著者の教育事業がやることはシンプルである。「私たちはどの生徒に対しても、成果の上がる同じやり方で対応している。つまり、生徒に高レベルな要求をし、難しい課題に挑戦させ、未知の才能を開拓する機会を与え、殆どの生徒が聞いたこともないような次のメッセージを伝えるのだ。『あなた方は、とても辛い境遇にあり、チャンスなど訪れないとなんども悲観し、夢は見るな、高望みはするなとずっと言われてきたかもしれない。しかしあなたがたには、満足の良く豊かな暮らしを送る権利があり、それを可能にする力もある』」 生徒に成長してもらうためには、できると信じて期待しなければならない。そのためにはそれにふさわしい環境を与えなければならない。著者はおんぼろで当たり前と思われていた貧民センターを、フランク・ロイド・ライトに師事したこともある建築家に(高い!)設計してもらった。 計算し尽くしていたわけではない。心がのぞむものに従っていただけだ。彼の人生はJazzだ。キャリア戦略もロードマップもなく、自分が生きたいと思うように生きてきた。素敵すぎる!!無性にJazzが聞きたくなる。 ゴールをとりたてて設定することなく、直感を信じて現実的なことに集中した結果として、予測できなかった素晴らしい結果を得る。即興の極地じゃないか。 ああ、この本のJazz的な魅力を伝えるのって難しい!!かくなる上は、ご本人に登場していただきましょう。TEDにビデオがあったので。僕もまだ見てませんが、間違いなく良いでしょう↓
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スラムから、希望をもつこと、自分を信じることの大切さを伝えてくれる。 アートには、人生において、何ものにも変え難い、何かがある。 環境のせいにして、あきらめない事だ。 あきらめたら、そこで試合終了ですよだ。
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