発達障害のある子どもの支援スタートブック の商品レビュー
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本書は、発達障害の自立活動における入門書である。 自立活動の5区分22項目を4つの観点(人との関わり、感情の表出、ルールの理解・遵守、労働)で捉えて整理している。 観点ごとに実践が紹介されている。 教材・題材名、ねらい、図・写真、学習のすすめ方、評価が1ページで分かりやすく書かれている。 学習課題を選定する際の材料や捉えるべき視点を見直すために有効だと思われます。 参考するにあたって留意しなければならないことは、自立活動の学習内容が、国語、算数、生活単元学習などと似たようなものがみられますが、学習内容が同じでもねらいが異なります。授業者が児童・生徒の障害特性を考慮し、自立活動のねらいを達成するために実践していることを明確に意識して取り組むことが重要です。
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