呪眼連鎖 の商品レビュー
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北海道の開拓史を背景にしたホラー。 北海道開拓の暗黒史、囚人たちの強制労働の様などリアルに伝わる。ただし、なぜ主人公や廻りの人に呪いがかかったのかが分からない。
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実に面白かった。 主人公がのろわれた系の作品、古くはリングとか……そう、おおむねホラーで使われる導入である。 伝奇物として楽しめるけれど、このミステリーがすごい!の大賞といわれると首をかしげてしまう。 ミステリー箇所って……どこだ。
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「祟り」「呪い」の真相を解きほぐしてゆくホラーミステリ。次々起こる現代の怪異と、明治時代の強制労働の物語と、どちらも読み応えあります。いかにして「呪い」が産まれたか、そしてその根源はという部分ではスリルたっぷり。 「メルヒェルのミイラ」の話にぞくりとしました。消えた理由……実際的...
「祟り」「呪い」の真相を解きほぐしてゆくホラーミステリ。次々起こる現代の怪異と、明治時代の強制労働の物語と、どちらも読み応えあります。いかにして「呪い」が産まれたか、そしてその根源はという部分ではスリルたっぷり。 「メルヒェルのミイラ」の話にぞくりとしました。消えた理由……実際的にこういう話は歴史にありそうです。その裏には実は? そして、こういったものはそこかしこに埋まっているものなのでしょうね。「触らぬ神に祟りなし」とはこのことか。
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読み始めてすぐに『リング』『呪怨』なんかと同じ感じがするなぁ・・・と思ったのだけれど、 現代と明治時代が交互に語られると、先が気になって気になって、ページをめくった。 明治時代のパートは、話が重い・・・現代パートでちょっと息抜きをして、・・・と言う感じだったかな。 おもしろかった...
読み始めてすぐに『リング』『呪怨』なんかと同じ感じがするなぁ・・・と思ったのだけれど、 現代と明治時代が交互に語られると、先が気になって気になって、ページをめくった。 明治時代のパートは、話が重い・・・現代パートでちょっと息抜きをして、・・・と言う感じだったかな。 おもしろかったです。
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『第6回このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。応募時のデキは今ひとつでリライトを条件に受賞したとのこと。なるほど、よくできてます。見事にだまされました。結末にしても、爽やかでありながら恐怖の余韻を残すという見事なまとめ方。この賞の審査員の目は節穴ではないようです。節穴ってぇ...
『第6回このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。応募時のデキは今ひとつでリライトを条件に受賞したとのこと。なるほど、よくできてます。見事にだまされました。結末にしても、爽やかでありながら恐怖の余韻を残すという見事なまとめ方。この賞の審査員の目は節穴ではないようです。節穴ってぇのはもちろん、林真理子や渡辺淳一のことです。
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