「つらぬく」経営 の商品レビュー
正月に読む本として取り寄せておき、ばたばたの1日だったけど、どうにか予定通りに読み終えた本です。以前から話に聞いていた「風で織るタオル」で有名な池内タオルさんの書いた本です。 今治と言えばタオルの産地として有名ですが、安い輸入品に押される一方の衰退産業でもあります。そんな環境の...
正月に読む本として取り寄せておき、ばたばたの1日だったけど、どうにか予定通りに読み終えた本です。以前から話に聞いていた「風で織るタオル」で有名な池内タオルさんの書いた本です。 今治と言えばタオルの産地として有名ですが、安い輸入品に押される一方の衰退産業でもあります。そんな環境の地方の中小企業(地場産業のような)と言うのは他の産業でもありそうですが、そんななか、池内タオルは取引先の破綻の影響で民事再生を申請。この苦労は大変なものだろうと思いますが、そこを脱して自社ブランドを築くことを「つらぬく」という意味では、なかなか大したものだと思いました。 ただ、残念なのは、このタイトル。つらぬく経営と言うタイトルと本の中身は少々違うような気がします。
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こういう時だからこそ、読みたい本ですね。 今治の池内タオル。 我々の身近なところで、そう、もしかしたら、あなたのすぐ隣で、こんなことが行われています。 私たちは、いま、何に向けて努力をなすべきなのか? 経営という行為、事業、商売という行為は、そもそもが社会貢献なのですね。...
こういう時だからこそ、読みたい本ですね。 今治の池内タオル。 我々の身近なところで、そう、もしかしたら、あなたのすぐ隣で、こんなことが行われています。 私たちは、いま、何に向けて努力をなすべきなのか? 経営という行為、事業、商売という行為は、そもそもが社会貢献なのですね。 雇用だけとっても、実に尊い行いです。 営利行為こそが、社会と経済を変え、福祉と繁栄を支える原動力ではないでしょうか。 その原点を、私たちは取り戻さなければならない。 人をモノのように扱う一部の経営、日本を代表するかのように言われても、「CSR」と口では言っても、底の浅いサラリーマン経営陣による思慮の浅い経営。 そして、その帰結に振り回される社会。 そんなものとはおさらばして、本当の意味での経営を取り戻そうじゃないですか。 今こそ、それが必要ではないでしょうか。
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