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死刑基準 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2009/10/04

弁護士の妻が強姦され殺された。逮捕された男は強姦は認めたものの殺人はかたくなに否定する。 真犯人は誰なのか・・・ この作者、現役弁護士らしいけど、そうか〜だから文章がつまらないんだな^^; 淡々と進んでいくだけで感情移入ができない。ストーリーというより箇条書きな感じ。 残念。

Posted byブクログ

2011/07/20

珍しく途中で挫折した。新聞の広告を見て、興味を持ったのだけれど、冒頭の殺人の被害者の描写がなんとも・・・そこまで書いていただかなくても、と思いながらしばらく読んだが、やっぱりなんか合わなかった。

Posted byブクログ

2009/10/09

犯罪の抑止力効果、被害者遺族への救済、終身刑と無期懲役の格差など、推理物を通して、死刑の是非について司法界の今日の論点をひとわたり知ることができるのだと思う。そこでわかるのは、死刑という刑罰の形態がどうのこうのという以前に、人は正しく真実に辿りつけるのか?ということ。誤審の可能性...

犯罪の抑止力効果、被害者遺族への救済、終身刑と無期懲役の格差など、推理物を通して、死刑の是非について司法界の今日の論点をひとわたり知ることができるのだと思う。そこでわかるのは、死刑という刑罰の形態がどうのこうのという以前に、人は正しく真実に辿りつけるのか?ということ。誤審の可能性があるのだとしたら、この量刑だけは「取り返しがつかない」のだから。が、そういう死刑のありかたという論議と、読み物としての法廷サスペンスの肝は直接接関係しているわけでもない展開が、タイトル倒れという感じだし、本物の弁護士の著作ということもあるのだろうが、構成や文章は今一感あり。とりわけ登場人物たちの心性がカタログ的。死刑議論を紹介することが第一義だからこんなものかも知れないけど。面白いけどサスペンスの出来もふつうと思う。

Posted byブクログ

2011/09/04

弁護士と検事の隠し玉連発の法廷小説。序盤は、クラシックとかワインとかに関する描写が妙に目立って少し疲れたケド、P150以降は緊迫感に満ちた法廷劇が展開。 法廷での「あらたな真実」の応酬で、一気に読める。裁判員制度も始まるし、読んどいていい本。

Posted byブクログ