薄氷の踏み方 の商品レビュー
ママンが名越先生好きなんだよね、ぼくもだけども、なんと言うかぼくからしたら知識量が足元にも及ばないので、羨ましさを感じました。同時に名越さんの本を数冊買ったので、確かではないのですが、死ぬまで生きていかないと、みたいなニュアンスの言葉には目から鱗でした。
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お互いが畏友として認め合っている二人だけに、対談の内容がどんどん発展していくスリリングな読み応えになっている. 甲野善紀の考え方、哲学をこんなにうまく引き出せるのは名越氏しかいないのではないか. 二人の内面、哲学が惜しげも無く表現されていて両者のファンである自分にはとってもお得な...
お互いが畏友として認め合っている二人だけに、対談の内容がどんどん発展していくスリリングな読み応えになっている. 甲野善紀の考え方、哲学をこんなにうまく引き出せるのは名越氏しかいないのではないか. 二人の内面、哲学が惜しげも無く表現されていて両者のファンである自分にはとってもお得な本でした.
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武術的な視点から社会をみること。もしくは精神科としての視点から社会をみること。こうゆうふうに自分を研ぎ澄ましているプロフェッショナルがその切り口から社会を見ていくと、こうゆうことになるのかと驚かされるような一冊。日々の出来事を通して価値観を形成していくということはこういうことなの...
武術的な視点から社会をみること。もしくは精神科としての視点から社会をみること。こうゆうふうに自分を研ぎ澄ましているプロフェッショナルがその切り口から社会を見ていくと、こうゆうことになるのかと驚かされるような一冊。日々の出来事を通して価値観を形成していくということはこういうことなのかと考えさせられる体験を多いにさせられた。専門分野に取り組むプロフェッショナルはその扱う範囲が狭くなるばかりかとても幅広く広がって、一つの事を極めるという事がどれほど他のアンテナまで敏感なものに変化させていくかということを教えてくれる。
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なんば歩きで有名?になった古武術家の甲野さん、精神科医の名越さんの対談集。どちらもテレビを見ていていいな、と思った先生方だったので、気軽に読んでみたが、そういう見方もあるのかとなかなか面白い本だった。
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二人の対談はとても刺激を受ける。 自分の我欲を追い求め続けると、それを手にしたのちに、人生の貯金を使ってしまう…自分の人生と照らし合わせてみても、なるほどと思う。自分の我欲だけでなく、人に施すことも考えないとなあ。
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[なくてはならない人になるか、あってはならない人になれ]これを[牛羊となって人に食われるか、豺狼となり人を食え]と言うのは、中々言えない。
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図書館で借りた本。 う~ん。 対談集なんだけれど、この二人ってそんなに楽しくないのかなぁ、 いまのこの時代を生きてることが。 暗い時代ではあるけどさ。 う~ん。
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格闘家の甲田氏と精神科医の名越氏の対談形式で日本に起きている社会的現象を「身体」との関係において語るものです。 おカネとは、場の空気を読むとは、などいろいろなテーマが出てきますが対談なので内容はほかのテーマにどんどん飛んでいきます。お互いを知り尽くしているお二人ですのでお二人...
格闘家の甲田氏と精神科医の名越氏の対談形式で日本に起きている社会的現象を「身体」との関係において語るものです。 おカネとは、場の空気を読むとは、などいろいろなテーマが出てきますが対談なので内容はほかのテーマにどんどん飛んでいきます。お互いを知り尽くしているお二人ですのでお二人の間でしっかり理解されていて共有されているものを必死で行間から読み取る感じになります。 しかし、いろいろ示唆に富む内容ですので読みあきたり流れを見失って読む根気がなくなったりすることはありません。読み進めながら自分自身のこれまでの人生の密度や深さを問われているような感覚に襲われます。
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著者のひとり甲野 善紀氏は,古武術の研究家で,彼の研究成果は,武道のみならずスポーツや楽器演奏,介護の現場まで幅広く応用されている。この本では甲野氏と精神科医名越 康文氏が,それぞれの専門の立場から,現代社会を生き抜いていくための知恵について対談を行っている。この本の中で何度か繰...
著者のひとり甲野 善紀氏は,古武術の研究家で,彼の研究成果は,武道のみならずスポーツや楽器演奏,介護の現場まで幅広く応用されている。この本では甲野氏と精神科医名越 康文氏が,それぞれの専門の立場から,現代社会を生き抜いていくための知恵について対談を行っている。この本の中で何度か繰り返された言葉に武術用語の「居着き」がある。「居着き」とは「相手が『わっ』と斬ってくるとき,どこに避けようかと迷うと,かえって右にも左にも行けなくてその場に滞ってしまうこと」だとか。それは武術の場面だけではなく,例えば「カウンセリングをしながら『相手を自分の思い通りに変えてやろう』,あるいは『相手の気持ちに共感してあげなければならない』と思う」ことにもいえる。恐らく学生と会話しながら,あるいは授業で説明をしながら,あるいは演奏中に僕は何度も「居着」いているに違いない。そういう状況を一段上の視線から見ることができるようになれば,もう少し柔軟に生きていくことができるのではないかと思う。(菅)
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名越さんが喋り過ぎな上、表面的な話に持って行くせいで、甲野さんの深い部分を引き出せていない。 この対談は失敗。
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