「病」になる言葉 の商品レビュー
おおよそタイトルから想像できる内容ですが、,改めて本という形にまとめられると、感じるところが多いです。,消化器内科の先生が書いていることもその一因でしょう。,,大切なこと。,○苦労を「承認」してあげる,○人生のリスク・ヘッジになる人(なんでも聞いてくれる人)を作っておく。, ゆっ...
おおよそタイトルから想像できる内容ですが、,改めて本という形にまとめられると、感じるところが多いです。,消化器内科の先生が書いていることもその一因でしょう。,,大切なこと。,○苦労を「承認」してあげる,○人生のリスク・ヘッジになる人(なんでも聞いてくれる人)を作っておく。, ゆっくり話を聞いてくれる人が人生のセーフティネットになる。,○無条件の肯定「あなたはそのままでいい」,○自分の人生を定義する言葉、意識の奥底に書かれている自分を, 形作る言葉を感じる。否定的な言葉であれば肯定な言葉に書き換える。,,薬になる言葉,○「大丈夫」,○「私はあなたの味方だよ」,○「つらかったよね。よくがんばってよね。」,○笑顔とあいさつ
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自分自身、原因不明の胃痛があるので読んでみた。 イヤになるような言葉を言われることに備えるため、というのが目的だったが、どちらかというと落ち込んだ人を励ます(肯定する)ために活かせる内容だった。 ==気になった部分抜粋== ・小さな課題を乗り越えてもらいながら、より難しい課題を与えていくというような、本来過程や学校で踏んでいたような成長プロセスを仕事の場で与える余裕がなくなっている。 ・本当に大切なことは、論理で相手を打ち負かすことではなく、共感をいだいて一緒にミク表を達成する気になってもらうこと。言葉の裏に流れている「感情の動き」をきちんと掴み、「ワンランク深い」レベルでそれを理解し、共感のこもった言葉で返すこと。 ・単純作業ではない仕事には、一種の依存性があり、私たちは面白そうな仕事に熱中して時を忘れることがある。 ・人間関係の「構造」が「言葉」として表面化している。関係がうまく行っているなら「優しい言葉」、不仲だと「毒のある言葉」。 ・他人を変化させるのは難しくても、自分なら変化させられる。自分が変われば、相手の対応も変わる。 ・今の自分を知るための「文章完成法」 ・自分の置かれている状況を正確に把握できて、何をしたいのかという目標がはっきりしていれば、自ずと選ばれる言葉は決まってくる。 ・話の終わりに、相手のことを承認する。 ・落ち込んだ時心に響くのは「無条件の肯定」。 ・「あなたはそのままでよい」 ・「医者は希望を処方できるようになれば一人前」 ・自分を奥底で定義している言葉:自分にふさわしい「言葉」を選ぶことによって、自分にふさわしい人生の意味を見出していくこと。
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思わぬ良書!薬になる言葉の項目が非常によかった。参考になるし、書いた方の優しさが溢れている感じ。言葉は非言語より存在感があるだけではなくて方向性も決めてしまうんだということを改めて認識。心理臨床に興味あるひとには面白いはず
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メモ: 「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」 「頑張ったんだね」 等身大の自分に対する自己評価を高い位置で安定させる
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優しさにあふれる文章だった。すごく気持ちがスッと軽くなる本だった。言葉だけではなく、ことばを発する人のこころのありかた、ストレスへの対処法などが書かれていた。「人から受けるストレスをいかにやりくりするか」ということが、書かれてあってよかったと思う。
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[関連リンク] 【連載9:うつ病患者の仕事術】地雷ワードはモノに転嫁する | Find the meaning of my life.: http://kazumoto.jp/?p=869
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言葉の暴力は、人を病気にする猛毒。怖いな。 がん、高血圧、心臓病、胃潰瘍などストレスがらみの病気はとても多い。 共感を得ることで、ストレス耐性は鍛えられる。相手の話をよく聞くこと。 自分の価値を証明するプライドに関する部分を攻撃されると心のバランスを失って、必至に反撃しようとする...
言葉の暴力は、人を病気にする猛毒。怖いな。 がん、高血圧、心臓病、胃潰瘍などストレスがらみの病気はとても多い。 共感を得ることで、ストレス耐性は鍛えられる。相手の話をよく聞くこと。 自分の価値を証明するプライドに関する部分を攻撃されると心のバランスを失って、必至に反撃しようとする。 言葉を変えることは、自分を変え、相手を変えること。 言葉に気をつけて、より生きやすい人生に変えていく。 あなたは、そのままで良い。無条件の肯定。 大丈夫! 私はあなたの味方だよ! つらかったね、よく頑張ったね。
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p160〜p164 無条件の肯定 後輩の医師にメール返信 「…誰から何を言われたのか知りませんが、どうせくだらない中傷です。とにかく気にしないこと。まずはあなた自身を取り戻してください。あなたの本当の力を私はよく知っていますからね。」たまにでもよいからその「一言」を相手に言える人...
p160〜p164 無条件の肯定 後輩の医師にメール返信 「…誰から何を言われたのか知りませんが、どうせくだらない中傷です。とにかく気にしないこと。まずはあなた自身を取り戻してください。あなたの本当の力を私はよく知っていますからね。」たまにでもよいからその「一言」を相手に言える人になる。友人としてあるいは家族として、そのようにして生きることこそが自分自身の評価を高める一番の近道ではないか、と思うのです。 私もそう言ってほしかった。
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