小さな飲食店「開店・経営」儲けのバイブル の商品レビュー

鬼頭宏昌【著】

2023/03/11

実家の喫茶店を継ぐための勉強本。

どうしても、コロナ前と後では色々と変わってしまっている印象がある。
しかし、変わらぬ大切なものもあると思う。

本書はコロナ前の本なので、全てがそうとは思えないところもあるけれど、変わらないもの、変えいかなければならないものがある。

それらを取捨選択して活用していこうと思う。

2012/01/12

鬼頭宏昌氏による「小さな飲食店…」シリーズの第4作目。本作は不況時代を生き抜くための考え方や、実践的なテクニックが紹介されている。今までのシリーズ同様、常識にとらわれない本質的な知見が多く記述されており、本作も大変素晴らしい内容となっている。

唯一共感できなかった点を指摘すると、「自社基準として決めたROI(投資収益率)を満たす店舗をいくつ作るか」ということが多店舗化の本質であると定義している点である。自身が経営する飲食店が有用なものであるという自負があり、それをもっと多くの人に利用して頂けるようにして、地域社会に貢献することが多店舗化を目指す上での正しいモチベーションであると私は考える。

とはいえ、「通りがかりの客が来店する鍵は業種業態であって、味やサービスではない」また、「ニッチな業種を選択すると、集客コストが上昇する。」など、考えてみれば容易に理解できることを気づかせてくれる素晴らしい内容である。

2009/10/07

損益分岐点を下げる→固定費を抑える→店舗規模の縮小
基準として決めたROIを満たす店をいくつ作るか→低投資、資本回転率を高める
最後は人材勝負
リピーターになる確率を上げる方法を考える→お客さんと仲良くなるには？お客さんとの会話
2店目は同じ業態を近いエリアで
他店舗化＝立地と店長
スタッフの改善意欲を高めるには？
少人数スタッフ⇒精鋭
新規用の広告、リピーター用の広告
店内チラシ＝名刺サイズのカード
良いチーム＝スタッフへの信頼
売上げを上げる姿勢＝どうしたら来る？好かれる？満足される？
考え方が勝敗を分ける
集客変化の劇薬＝外観のリニューアル
チラシ（こんな人間がやっています、お客さんの声）
掃除と挨拶の徹底
採用のスクリーニング⇒自宅に招けるか？
コミュニティ作り（渇愛時代）
こだわり、接客、収益の複線化
営業譲渡による店舗取得
理論は成功の後付けに過ぎない

☆初回客をリピーター客にするための?声掛け?ツールを考える
☆外観の変更を考える
☆チラシのラフを作ってみる
☆無料（あるいは低料金）○○教室を3つ考える