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高瀬舟 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2026/04/01

善悪では割り切れない選択を前にしたとき、人は何を拠り所に判断するのかを静かに突きつけられる作品だった。 一見穏やかなやり取りの中にある価値観の揺らぎが印象的で、読んでいる最中よりも読み終えた後の方が考え続けてしまう。 自分ならどうするのかという問いが、簡単には片付かないまま残り続...

善悪では割り切れない選択を前にしたとき、人は何を拠り所に判断するのかを静かに突きつけられる作品だった。 一見穏やかなやり取りの中にある価値観の揺らぎが印象的で、読んでいる最中よりも読み終えた後の方が考え続けてしまう。 自分ならどうするのかという問いが、簡単には片付かないまま残り続ける。

Posted byブクログ

2013/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

迷ったけど、非常に好きだけど、何度も読み返す物でもないし、短いし(それ関係あるか?w)、3にした。4でもいいんだけど。 人の尊厳や、何かの行動の裏にある理由を考えると言うのは、日本の素晴らしい文化なのではないかと改めて思う。欧米に染まって、結果が命、数字が命(特にアメリカ)、目的と結果は何だ…という行き方を数年して、それもどうかと立ち戻った、そんな今にはふさわしい読み物かもしれない。 しかしヨーロッパの人はこの物語をどう読むのだろうか?興味ある。アメリカ人にはわからないだろうね。 安楽死。嘘の供述かもしれない。本当だったら、どうして罪と言えよう。弟を幸せにしたのに?どうせ死ぬ運命だったのに? もし不治の病じゃなくても、もし親兄弟が他に居ても、話はこじれる。限界まで論点に集中出来る様突き詰めた、森鴎外の最高傑作であることは間違いない。 やっぱ4!言っている事が本当なら、水戸黄門なら島には送らない。どこ2の店で、働く事を命じたりする、ハズ。

Posted byブクログ

2012/01/09

弟殺しの罪で島流しにされていく男とそれを護送する同心との会話から安楽死の問題を見つめた作品。 「死」と「財産」という人生課題を提示している、ある種「歴史離れ」の小説。

Posted byブクログ