ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル(3) の商品レビュー
第一巻、第二巻までは感じていなかったのですが、本巻では宮崎駿さんのファンタジー映画、ハウルの動く城、もののけ姫、千と千尋の神隠しなどを彷彿させる描き方があるように思われました。 恐らく一、二巻では魔法を派手に使った描写がなかったこと、読み手の心象で宮崎駿作品に結びつきやすかった...
第一巻、第二巻までは感じていなかったのですが、本巻では宮崎駿さんのファンタジー映画、ハウルの動く城、もののけ姫、千と千尋の神隠しなどを彷彿させる描き方があるように思われました。 恐らく一、二巻では魔法を派手に使った描写がなかったこと、読み手の心象で宮崎駿作品に結びつきやすかったことも影響してのことだと思いますが、皆さんはいかがだったでしょうか。 本巻でこれまでのエピソードが全て回収され、物語が閉じます。ストーリーが急展開することから最終巻までついてきた読み手にとっては楽しみな一冊かと思います。
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「よかろう」で終わってしまった こんなに最後が穏やかだとは・・・ それにしても長すぎる タイトルが適当だとも思えないし とりあえず終わった!!
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妻に先立たれ、ノレル氏と決裂したジョナサンはヴェネチアで休暇をすごすが、ある日妻が妖精の国で生きていることを知る 妻を救い出すためにあらゆる手を尽くすが周囲の理解を得られずに孤立する ノレル氏と再び手を組み綿毛の髪の妖精から3人を救い出すことができるのだが(本当はジョナサンたちの...
妻に先立たれ、ノレル氏と決裂したジョナサンはヴェネチアで休暇をすごすが、ある日妻が妖精の国で生きていることを知る 妻を救い出すためにあらゆる手を尽くすが周囲の理解を得られずに孤立する ノレル氏と再び手を組み綿毛の髪の妖精から3人を救い出すことができるのだが(本当はジョナサンたちの活躍とは別のところで決着がついたのだけど)ジョナサンとノレル氏は魔術の影響で離れられない状況になってしまい、妖精の世界を出る試みを続けることになる
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ストレンジ著の「英国魔術の歴史と実践」が出版された。しかしノレルの魔術により、購入された本も、販売予定の1万冊もの本もすべて、白紙にされていた。しかもノレルは本消失が自分のしたことだと知らしめたいよう。 ストレンジは、過去に出版された本で魔術を学ぶことができないので、妖精を召喚...
ストレンジ著の「英国魔術の歴史と実践」が出版された。しかしノレルの魔術により、購入された本も、販売予定の1万冊もの本もすべて、白紙にされていた。しかもノレルは本消失が自分のしたことだと知らしめたいよう。 ストレンジは、過去に出版された本で魔術を学ぶことができないので、妖精を召喚しようと考えていた。そして狂気に陥る溶液をつくり、呪文をとなえるとあらわれたのは・・ 英国史上最大の魔術師である大鴉の王ジョン・アスクグラスの出生も語られる。 彼の予言のとおり、二人の魔術師があらわれ、イギリスには魔術がもどってきた。紳士の魔術にとらわれたものたちはどうなるのか、1巻2巻はゆっくりと進んでましたが、3巻で急展開になってます。 この物語は全3巻、主人公であるノレルやストレンジではなく、第三者から語られているんですが、それがまるで何者かが、高みからすべての出来事をみていて、転がしているかのような印象を受ける。これは現実にあったことなのだろうかと錯覚するほどに、注釈が何個ものっていて、物語に深みを出している。
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3 冊中本作が一番面白かった。 しかし全体として、子供向けお伽話を、 一般向けに古典風味を利かせて書き直したような作風に、 最後まで心を踊らされる事は無かった。残念。 2005 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。 2005 年 ローカス賞第一長篇部門受賞作品。 2005 年...
3 冊中本作が一番面白かった。 しかし全体として、子供向けお伽話を、 一般向けに古典風味を利かせて書き直したような作風に、 最後まで心を踊らされる事は無かった。残念。 2005 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。 2005 年 ローカス賞第一長篇部門受賞作品。 2005 年 世界幻想文学大賞。
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(あらすじなど)ジョナサン・ストレンジは大鴉の王を召喚してその使い魔を倒し、レディ・ポ=ルと妻を取り戻す。ノレルとストレンジは「王の道」の向こう側である闇の世界に移り住む
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