神の小屋 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
メモ ・「法があれば、あなたがたは他人を裁き、自分のほうがすぐれていると感じることができる。あなたがたは自分のほうが裁く相手よりも高い基準で生きていると信じている。 ルールは、自由をもたらしません。糾弾する力をもっているだけ」ーサラユー ・小鳥は地面に降り立つからではなく、飛ぶ能力を持っているから小鳥なんだ。 そして人間は制約があるから人間なのではなく、神が人間に抱いた意図によって人間なんだということ ・あなた方の世界では、個人の価値はつねにシステムとの存続の秤にかけられています。 政治、経済、社会、あるいは宗教ーじつはどんなシステムでも同じなの。 最初は一人、次は数人、そして最後には多数の人々までが、システムの存続のために簡単に犠牲にされてしまいます。 いまじゃそれが『正常』だとみなされているのよ。 ・結婚は制度じゃない。関係性だ。 ・宗教・政治・経済は人間がつくり出した恐怖の三位一体で、地球を破壊し、わたしが大切に思う人たちを欺いている。 人間が直面する精神的な苦しみや不安で、その3つのどれかと関係ないものがあるかい? ・神は、動詞だ。 バックミンスター・フラー
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これは現代における新たな『聖書』になる作品ではないかと感じました。 内容は、キリスト教の三位一体と神の愛を、とても不幸な家族の事件で心に大きな傷を負ってしまった主人公が神と過ごす週末を通じて体感し、理解し、結果その傷ついた心が再生される物語です。 冒頭はとっつきにくく、最後ま...
これは現代における新たな『聖書』になる作品ではないかと感じました。 内容は、キリスト教の三位一体と神の愛を、とても不幸な家族の事件で心に大きな傷を負ってしまった主人公が神と過ごす週末を通じて体感し、理解し、結果その傷ついた心が再生される物語です。 冒頭はとっつきにくく、最後まで読んだ後に読み返してシーンが理解ができましたが、神様たちが登場してからの物語は引き込まれるくらい豊かな表現力だったので、それだけに違和感が強くなってしまったのだと思います。 キリスト教を信仰していなくとも、神と自身の心の有り様について染み入る作品でした。
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「嘆きと救いと許し」嘆きは自分を縛り、さらなる苦しみを生み出す。許し、許される事で救いが生れる。宗教的な背景がないとストンと落ちない部分はあるが、憎しみや悲しみだけでは人は幸せになれぬ。
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アメリカでは大ベストセラーになったらしいのだけれど、「神」や「宗教」になじみが薄い我々日本人にとっては正直まず理解する事に労力を使うと思う。というか使いました。 けれどおぼろげながらこれが「神」と呼ばれるものなのかな?という感触を掴んだような、そんな事言ったらキリスチャンの方か...
アメリカでは大ベストセラーになったらしいのだけれど、「神」や「宗教」になじみが薄い我々日本人にとっては正直まず理解する事に労力を使うと思う。というか使いました。 けれどおぼろげながらこれが「神」と呼ばれるものなのかな?という感触を掴んだような、そんな事言ったらキリスチャンの方から怒られるような……そんな感じ(もにょもにょ
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