アメリカの黒人演説集 の商品レビュー
憲法上人種差別が禁止された南北戦争後も、人種差別のなくならないアメリカで闘い続けた人々の声が収録されている。公民権運動の指導者を始め、オバマ大統領の演説も載せている。
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貴重。ただしソジャーナトゥルース先生のやつはいきなり誤訳してると思う。他のもチェックするべきなのかどうか。
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「奴隷制度のもとわれわれの悲惨な状態」ディヴィット・ウォーカー(1829年)から「ノックス・カレッジ卒業式演説」B・オバマ(2005年)まで、170年以上にわたる21のスピーチを収める。 アメリカでの、激しい差別を受けている黒人の人権を求める運動史とも読めるだろう。 そして作...
「奴隷制度のもとわれわれの悲惨な状態」ディヴィット・ウォーカー(1829年)から「ノックス・カレッジ卒業式演説」B・オバマ(2005年)まで、170年以上にわたる21のスピーチを収める。 アメリカでの、激しい差別を受けている黒人の人権を求める運動史とも読めるだろう。 そして作家トニ・モリスンのノーベル賞受賞演説もある。 最後に収録されたオバマは、今度そのアメリカの大統領になり原水爆禁止に向けて一歩を踏み出そうとしている。 どんな困難があろうとも、マクロに見れば時代は絶えず新しい局面に向けて流れている,といえるだろう。
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面白かったです。黒人でなくても、マイノリティに属する人間なら思わず共感してしまう場面が多々ありました。
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おすすめ資料 第79回アメリカ黒人の歴史を振り返る(2008.12.18) 2008年11月の岩波文庫新刊です。 19世紀後半から現代にいたるまでの黒人指導者や活動家の演説を、年代順に並べています。 アメリカで公民権法が成立したのは1964年のことで、その前後に活躍したマーテ...
おすすめ資料 第79回アメリカ黒人の歴史を振り返る(2008.12.18) 2008年11月の岩波文庫新刊です。 19世紀後半から現代にいたるまでの黒人指導者や活動家の演説を、年代順に並べています。 アメリカで公民権法が成立したのは1964年のことで、その前後に活躍したマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやマルコムXは、教科書などで採りあげられることもあり日本でも有名です。 この本には、彼らの有名な演説も収録されていますが、それより以前、奴隷制度廃止運動の時期の活動家たちの演説が多く収録されています。 ほかに、ゾラ・ニール・ハーストン、トニ・モリスンなど作家も収録されています。 初めての黒人の大統領が誕生することになった2008年11月は、アメリカの黒人の歴史の中のひとつの区切りとなりました(この本の最後には、上院議員になってまもないバラク・オバマが地方大学の卒業式で行った演説も掲載されています)。 自由と正義をうたう合衆国憲法と有色人種のおかれた状況との矛盾。 その歴史を振り返るのにふさわしい1冊です。
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黒人差別がまだあった頃の演説から、最後はオバマが上院議員になった頃までの演説を読んで、歴史のことを思うと前向きな気持ちになりつつも複雑な気持ちにもなったなぁ・・・。でも力強い一冊だった!
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内容(「BOOK」データベースより) 憲法が謳う自由と平等、アメリカの夢と現実。奴隷たちの七月四日を問いつめたダグラスと南北戦争後も遍見と格闘した男たち女たち。視野をアフリカへ世界へと拓いたガーヴィー。公民権闘争とその後の激動の時代をへて、今21世紀のオバマまで、21人の声を聴く...
内容(「BOOK」データベースより) 憲法が謳う自由と平等、アメリカの夢と現実。奴隷たちの七月四日を問いつめたダグラスと南北戦争後も遍見と格闘した男たち女たち。視野をアフリカへ世界へと拓いたガーヴィー。公民権闘争とその後の激動の時代をへて、今21世紀のオバマまで、21人の声を聴く。
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負の歴史にけりをつけようと戦った黒人たちの言葉とオバマもね ちょうどマルコムXの映画を見たので少し興味を持って読んだ。 「投票権か弾丸か」が載っている 映画でも出てきたやつですね。 虐げられて抑圧された人々がどのようにそれを認識させたか、そのやり方に興味があるんだけど最初...
負の歴史にけりをつけようと戦った黒人たちの言葉とオバマもね ちょうどマルコムXの映画を見たので少し興味を持って読んだ。 「投票権か弾丸か」が載っている 映画でも出てきたやつですね。 虐げられて抑圧された人々がどのようにそれを認識させたか、そのやり方に興味があるんだけど最初問題とは認識されない所から、社会問題にまで発展させることがどんなに難しく根気のいることかと。 こんなに大きな問題でさえも長い時間をかけて多くの黒人が戦って訴え続けなきゃいけないなんて。。。人生は短いのに。 個人的な問題は、政治的な問題ですよ。
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借りて少し読んでみたけれどあまりにも私がアメリカの歴史に対して無知だったので、途中で読むのを止めました。アメリカの歩みだったり黒人の歩みだったりを勉強してからまたあらためて読もうと思う。ちゃんと理解したいから。
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1776アメリカ独立宣言 1861-1864南北戦争 1862奴隷解放宣言 リンカーン アメリカが独立を目指して戦って、独立宣言し自由を手に入れた。それまでの苦労をわかっているのに、同じく黒人を奴隷として自由を与えずにいた矛盾があったのは驚きだった。アメリカの発展しているのは、...
1776アメリカ独立宣言 1861-1864南北戦争 1862奴隷解放宣言 リンカーン アメリカが独立を目指して戦って、独立宣言し自由を手に入れた。それまでの苦労をわかっているのに、同じく黒人を奴隷として自由を与えずにいた矛盾があったのは驚きだった。アメリカの発展しているのは、300年以上も奴隷を酷使し、働かせ、戦わせた歴史があるからだというのを感じた。そして本当に多くの黒人、性別も立場も職業も、が矛盾と自由を訴え、その正しい論理や熱い思いが歴史を変えたという事実を感じることができた。 その後、自由民となった奴隷の行き先として、本人の意志でアフリカへ返還された。政府としてはキリスト布教の目的もあった。当然もともと住んでいた住人との衝突が生じているリベリア共和国。歴史は場所や時間をこえて関係しているんだなと感じる。 2009年バラク・オバマが初めてのアフリカン・アメリカン大統領となった。歴史の過ちは、正義を信じる人々の熱い思いと団結によって、どんどん改善していくのだろう、これからも、未来に希望が持てる気がした。今、現在が歴史の一部と思うと、改革者たちを尊敬し、応援したい気持ちになる。
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