池波正太郎・鬼平料理帳 の商品レビュー
「鬼平料理帳」…池波正太郎 鬼平犯科帳の中の文面を交え、池波先生の料理に対してのエピソードやモデルになったお店を書きながらと楽しい作品です。さて、僕が作りたくなってしまった数々の料理とは ・白魚と豆腐の小鍋だて ・田螺と葱のぬた ・独活の糠漬け ・菜飯と田楽 ・蛤鍋 ・鴨の叩き...
「鬼平料理帳」…池波正太郎 鬼平犯科帳の中の文面を交え、池波先生の料理に対してのエピソードやモデルになったお店を書きながらと楽しい作品です。さて、僕が作りたくなってしまった数々の料理とは ・白魚と豆腐の小鍋だて ・田螺と葱のぬた ・独活の糠漬け ・菜飯と田楽 ・蛤鍋 ・鴨の叩き団子とさらし葱の吸い物 ・鮎並の煮付け 鯨骨の吸い物 ・鱒の味噌漬け ・わけぎと木耳の和え物 ・白玉餅 ・茶漬け ・生鰹節 ・川海老の塩焼き ・鮎飯 ・磯浪蕎麦 ・天ぷらそば ・しんこ泥鰌 ・軍鶏の臓物鍋 ・鯵の塩焼き ・鯉づくし ・瓜揉み ・茄子の糠漬け 練り辛子添え ・にぎり飯 ・卵酒 ・はぜの煮付け ・餡かけ豆腐 けんちん汁 ・芋酒 ・芋膾 ・鱸の塩焼き ・里芋と葱のふくめ煮 ・一本饂飩 ・鰻の蒲焼 ・柿の味醂かけ ・白粥に葱入りの煎り卵 ・兎汁と桜飯 ・のっぺい汁 ・蜆汁 ・根深汁 ・鴨脂と千住葱の吸い物 ・狸汁 ・鰈の煮つけ ・蒟蒻の白和え ・蒟蒻の煮しめ ・大根と剥き身の煮しめ 懐かしいものもあれば口にしたこと無いものも多くあります。意外なのはこんな贅沢を火盗の長官はできていたのかぁ~と思いきや。実際は庶民が味わえても武家社会はかなりの質素だったらしいですね~。その辺は山本先生の作品を見れば幕末の武家社会の困窮振りはよく解りますね。 それにしても茶漬けの中でも話は軽く出るが、平安時代の貴族の水飯から始まり、信長の出陣の前でもたびたび使われてきた「湯漬けをもてぃ」など細かなことが書かれているが、なんせ作品の中での紹介されるメニューが多いのでもう少しなぁ~とか思ってしまいます。
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