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ビジネスマンのための法令体質改善ブック の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/10/12

法令の構造や読み方などを分かり易く説明した本であり、軽く読むことができる。 著者は、以前書店で見かけた『法律を読む技術・学ぶ技術』を書いた方らしい。 その本に比べると短い本であり、網羅的ではないのだろうが、これをベースにして、さらに法令を学んでみようかという気にさせてくれる。 ...

法令の構造や読み方などを分かり易く説明した本であり、軽く読むことができる。 著者は、以前書店で見かけた『法律を読む技術・学ぶ技術』を書いた方らしい。 その本に比べると短い本であり、網羅的ではないのだろうが、これをベースにして、さらに法令を学んでみようかという気にさせてくれる。 第3章では、今どきのウェブを使って情報収集する方法も説明されており、使い勝手は良さそうである。 コンメンタールも気になったので、書店で探してみよう。 [more] (目次) ■序 章 明るい法令体質改善計画  (「はじめに」に代えて) ■第一章 法令を構造から見抜く ● ? 条文の構造を見抜く ・旨い寿司屋はこれで分かる?「イカ若しくは赤身又は玉」から注文…15 ―「又は・若しくは」「及び・並びに」の使い分け― ・花見に借り出された山田くんは有望な社員か…25 ―「その他社員」と「その他の社員」ではどう違う?― ・「掟書き」の不備が招いた悲しい恋の結末…35 ―「前項の場合」と「前項に規定する場合」が指す所― ● ? 法令の構造を見抜く ・京都と法令、実は同じ?とっておき攻略法…44 ―本則の構造を究めるための二つの原則― ・悲劇! 斉藤課長のお小遣い額の変遷をたどる…58 ―附則の構造と役割を考える― ・だから、法律は頑固者…70 ―制定・廃止・修正、一部改正・全部改正― ・輝け! 中年の星!…79 ―法令の「階層性」…法律・政令・省令、通達― コラム ・法令は星の数ほどある…90 ■第二章 法令が発する情報をキャッチする ● ? 条文は意外に「おしゃべり」 ・恋人未満と言われたら…95 ―対象となる範囲を示す用語を知る― ・教科書を忘れた者は勉強する気がないのか?…105 ―省略する表現を味わう― ・あいまいな表現のニュアンスを汲み取る…117 ―「当分の間」「妨げない」「関する」「係る」「正当な理由」― ・「違いが」分かる大人になる…126 ―「みなす」と「推定する」の違いを理解する― ・「締め」の表現まで意識する…134 ―「しなければならない」と「するものとする」― ● ? 先輩が教えてくれない法令理解のコツ ・回遊式理解術…142 ―法令用語の処理方法― ・大きなストーリーで読み解く…149 ―素朴な疑問から掴む「本質」― ・比べて感じる・比べて知る…156 ―「公開会社」と「非公開会社」の違い― ・「知らなかった」は許されるのか…165 ―「善意」と「悪意」の間― ・罰則規定を読み解く…173 ―懲役、禁錮、罰金、拘留、科料― コラム ・法令も間違える?…184 ■第三章 法令情報へのアプローチ ・焼肉屋の割引券との意外な共通点…189 ―「施行期日」に気をつけろ! ・食品も法律も鮮度に気をつけろ!…197 ―「静」と「動」の法情報をリサーチする― ・法情報獲得の「裏技」を磨く…206 ―官報、国会会議録、国会図書館― ・判例・文献を味方につけろ…216 ―裁判例情報、新旧データベース― ・パブコメや審議会情報で一歩先取り…225 ・官報を「想像力」で読み解く…232 コラム ・子供なの? 子どもなの?…240 ■おわりに ・苦手意識にサヨウナラ…242 ■付録 ・同僚には教えたくない「正しい送りがな事典」

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2012/04/14

昔から法律にアレルギーがあるのに 仕事で関わることになってしまい、 暗澹たる気分でしたが、これを読み、 少し気が晴れたように思います…。

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2011/06/15

法令とか条文に苦手意識を持っている人に薦めたい本。 独特な法令用語の読み方から、法令情報の入手の仕方等分かりやすく説明されています。 『妻が婚姻中に、懐胎した子は、夫の子とみなす。』 『妻が婚姻中に、懐胎した子は、夫の子と推定する。』 たった一言違いで、大変なことに・・・ その他...

法令とか条文に苦手意識を持っている人に薦めたい本。 独特な法令用語の読み方から、法令情報の入手の仕方等分かりやすく説明されています。 『妻が婚姻中に、懐胎した子は、夫の子とみなす。』 『妻が婚姻中に、懐胎した子は、夫の子と推定する。』 たった一言違いで、大変なことに・・・ その他にも、寿司ネタやコンパなど、親しみやすい例で大事な事がよくわかるようになります。 こんなふうに、ウィットに富んだ説明ができるようになるには、たくさんの知識と楽しませる心が必要だと実感。

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2010/06/28

友人から借りた一冊。 ごめんなさい、かなりサラッと流し読みしました。 参考になるなぁ、っておもったところもあるけど、 どれだけ覚えているか…ふむ。 2010.5.11~6.28読了

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2009/10/04

法学部を出なかった私が、会社で金商法に触れる毎日。 そんな生活を1年と3カ月送ってきたけど、法令の読み方があまりわかっていないという危機感があり、当該書籍を読んでみました。 この文言は、こういうニュアンスがあったんだ〜っていう発見がたくさん。読んでよかった。 民法772条1項の...

法学部を出なかった私が、会社で金商法に触れる毎日。 そんな生活を1年と3カ月送ってきたけど、法令の読み方があまりわかっていないという危機感があり、当該書籍を読んでみました。 この文言は、こういうニュアンスがあったんだ〜っていう発見がたくさん。読んでよかった。 民法772条1項の規定である「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と〜」に続くのは、?「みなす。」若しくは?「推定する。」のどちらでしょうかという問題がありました。 私はてっきり「みなす。」が正解だと思ったのですが、正解は「推定する。」  婚姻中であっても「推定」なんだなあと少し笑ってしまいました。 そういえば状況によっては、民法によって強制的に「みな」されてしまっては困るケースがあるんだなぁと納得。(推定であれば、仮に奥さんが浮気などしていた場合などに、夫が、自分の子ではないと反証することができる。) この本で得た知識で金商法を眺めたら、きっと少しは楽しくなるだろうなあと思います。 明日から仕事が楽しみだ。 よし今後もこういった法律の基礎知識をコツコツ学んでいこう。

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2009/10/04

H20.12.30 法令を読み解くポイントをとてもやさしく教えてくれる。側に置いておくとちょっと便利な一冊かも。

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